独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

ドイツ語

今年からドイツ語を真剣に勉強することにする。と言っても全く初心者ではなく、正確にいえばやり直し。

大学のときにドイツ語を第2外国語として勉強した。実は英語よりもドイツ語に力を入れていた。もともと語学好きだし、語学を得意と思っていたということもある。所詮教養課程レベルとはいえ、文法などは一通りやって簡単な副読本なども読んでいた。

hidsgo.hatenablog.com

ドイツ語はわかっていると長年思っていた。別にぺらぺらしゃべったり本をどんどん読んだりできたわけではないが、なんというか、動詞の枠構造とか文の構造は把握できるとか、ドイツ語の読み方は綴りと決まった対応があるから、今でもそうだが、意味はわからなくても文章を音読することはできるとか。でもいつからか気づいていた、長い時間の経過とともに、具体的な内容は皆抜け落ちてしまっていると。基本的な単語も忘れている。

でもまた学習し直そうと思う。そもそも以前入門レベルは頑張ったのに、なぜもう少し本当に身につけて多少なりとも使えるところまで追求しなかったのか。1つには、英語に優先順位があり英語を極めたかったということ。仮に学習者が学ぶことを100とするなら、英語80・ドイツ語80より、英語95となることを望んだから。どれも大雑把に知ってるということより、1つは極めたかったから。

今も英語を極めたわけではない。でも英検1級、TOEIC990を取った今となっては、もうドイツ語にも力を入れてもいいでしょうと思う。

もう1つ以前ドイツ語を追求しきれなかった理由として、動機付けの不足があろう。~だからドイツへ行く・ドイツ語を勉強する、というはっきりした動機がないと、世の中は英語優先なので、それに押されてドイツ語学習は流されてしまう。その点今は、ドイツにはちょっと縁があって(はっきり言わないけど)それが動機付けになるのである。

hidsgo.hatenablog.com

でも今はもう10代後半のように、単語を1回見て覚えるということは出来ない。というか英語でもそうだが、単語を全然覚えられない。

ぼちぼち頑張る。

ドイツ語検定というのがあるが、5級から始めて、とりあえず3級まで頑張りたい。将来的には2級レベルまでいけたらいいなあと。もっとも、各級のレベルがどれくらいか、はっきり把握していないけれど。。よくTOEICが出来て英語が話せるかという議論があるように、ドイツ語を身につけるのにドイツ語検定という1団体が主催する試験に意味があるかという物言いは出来るだろうが、まあ学習の目標にはなる。

今年はなんとか5級と4級に合格、来年3級パスできればいいなと思っている。

こう書いたらもう逃げられないな。がんばろー。

 

胃がん検診

胃がん検診を受診した。内視鏡ではなくX線、つまりバリウムを飲む検査。

 

結果、異常なし。「きれいな胃です」と医者に言われた。安心した。

 

毎年健康診断はあるが、胃の検査は含まれていない。ちなみに大腸がんについては検便で潜血の検査がある。40歳以上は胃がん検診とよく言われるが、自分で検診を受けるか人間ドックを受診するしかない。

自分は4年前に人間ドックでバリウム飲んだことがあるだけ。特に症状とかはないが、気になっていた。がんというわけでなくても、胃もたれとか多くて胃腸薬は常備薬として欠かせなくなっているし、カフェイン中毒で普段コーヒーをかなり飲むので、胃が荒れているのではないかということも心配だった。

 

というわけで、横浜市のがん検診として胃部X線検査を受診したのだった。案内が毎年郵便で送られて来る。

www.city.yokohama.lg.jp

内視鏡をやってみたい気もするのだが、実施機関が限られているため、まずはX線で受診することにした。実は以前、X線検査を年度末に受診しようとしたら、近所はもうどこも年度内の予約は埋まっていて、早めの予約が必要と悟った。しかし今年度も気に掛けているだけで時間が過ぎ、結局年明けに予約できるところで受診することにした。

 

バリウムと発泡剤を飲むのは問題なし。台が倒れたり起き上がったり、なんとなく楽しい。デジタル画像のため、結果は撮影のあと診察室でお医者さんが説明してくれる。約4時間後、バリウムが排泄され始めた。

 

孤独で不安な日々であるが、胃は大丈夫そうで安心したのだった。

 

なおバリウムと呼ぶが、実際は硫酸バリウム(BaSO4)粉末の懸濁液のこと。バリウム原子は原子番号56つまり電子を56個持ち (BaSO4内ではBa2+というイオンのため電子54個だが)、電子が沢山ある原子はX線を吸収しやすい、という背景がある。今日の蘊蓄、ってネット検索したわけだが。。

 

AlphaGo Returns

奴が帰ってきた。とんでもない進化を遂げて。もう誰も奴を倒せない…

昨年末から囲碁界を騒がせていた謎のスーパー囲碁モンスターの正体が、改良版AlphaGoだと明かされた。

以下、備忘録用のリンクなど。


 

昨年11月末、ネット囲碁サイト「KGS」に「God Moves」なるプレーヤーが現れ、KGS囲碁AIであるZenを破り、その後年末にかけてネット囲碁サイト「野狐囲碁」「東洋囲碁」に「刑天」あるいは 「Master」というの名のプレーヤーが登場、囲碁棋士ランキング現在世界1位の中国・柯潔九段をはじめ、世界のトッププロを連破した。Zenとの1局では初手を天元に打ち勝利している。日本のトップ棋士である井山六冠も1月2日にMasterと対戦し、敗れた。謎のスーパー囲碁モンスターはプロトップ棋士相手に60連勝を記録した。

www.asahi.com

nlab.itmedia.co.jp

日本時間1月5日未明、これらスーパーモンスターの正体は改良版AlphaGoであることが、AlphaGo開発者であるGoogle DeepMind社CEOのDemis Hassabis氏により明かされた。

f:id:hidsgo:20170106001042j:plain

https://t.co/IT5HGBmYDr"

(抄訳) AlphaGo改良に忙しかったが、改良版プロトタイプの動作テストのため、この数日間非公式戦を行った。結果と、AlphaGoの斬新な着手から我々と囲碁界が学ぶことができる内容に、とても喜んでいる。非公式戦は終了。AlphaGoと対戦した中国・古力九段は「人とAIは協力して囲碁のより深い秘密を近く解き明かすだろう」と述べている。年内に公式戦を開催し、彼の言う相互理解精神のもと囲碁の深遠な秘密をより研究したい。

nlab.itmedia.co.jp


 

昨年1月、GoogleはAlphaGoがプロ棋士との対戦に勝利したことを明らかにし、AIの概要を記した論文がNatureに掲載された。

hidsgo.hatenablog.com

昨年3月、AlphaGoは世界トップ棋士の1人である韓国イ・セドル九段と対戦、4勝1敗の結果で世界にその実力を知らしめた。

hidsgo.hatenablog.com

hidsgo.hatenablog.com


 

あれから1年も経たぬ間に、奴はとんでもない進化を遂げていた。。AIの発展という点で、また囲碁にはまだ勝利の着手が隠されていたという点で、とても興味深い出来事である。

 

ひとり帰省・ひとり正月

帰省して年越ししてきた。帰省しても誰かに会うわけではない。隣近所の人たちと顔を合わせたら挨拶するくらい。空き家になっている家の風通しと簡単な掃除。テレビを見ながら年越し。

今回は年末に軽い食あたり (と思う) になり参った。12月30日、下痢や腹痛はなかったが胃もたれが続き、夜中に一度吐く。31日朝熱っぽかったので体温測ったら38.0℃。だるい。でも用事と買い物のために出かける。自転車を漕ぐが疲れやすく、遠くまで行きたくない。これが将来の生活かもしれないと思う。今回は一時的に体調を悪くしただけだが、今後体力が低下し、今回経験したレベルが自分の普通のレベルになってしまうかもしれない。そしてひとり。どうなるのだろう。どうなるのだろうと思うにとどまるが。

翌日つまり1日には熱も収まり、体調はまあ普通。ドイツ語と英語の勉強。今年はドイツ語がんばってみる。2日、箱根駅伝往路をテレビで観戦、横浜に戻り3日、箱根駅伝復路を沿道から応援と、いつもの正月らしいことをしてみる。

今回はアパートを出る前に中継番組の録画をスタートさせ、帰宅後に自分が映っていたか調べてみた。映ってた^^

もっとも、普通にテレビを観ていても気づかないレベル。自分が立っていた位置が映った場面をコマ送り再生して初めて確認できる。とは言え静止画では自分の顔ははっきり判別できる。

沿道で応援していてもテレビに映るとは限らない。選手だけ映していたり、他の場所の選手を中継していたり、CMだったり。テレビに出るのが良いと言うわけではないが、テレビに映る偶然が起きるかどうか、運試しとして沿道に立ってみるのもおもしろいかもしれない。

 

サブブログ hidsgo's archive

サブブログ作った。

hidsgo-archive.hatenablog.com

「はじめに」に書いたように、旧い旅行写真などを掲載するつもり。

hidsgo-archive.hatenablog.com

当面は以前社内SNSというところに掲載した、「MyLondon」シリーズを少し加筆して掲載する予定。

hidsgo-archive.hatenablog.com

ずっと別ブログにしてまとめておこうと思ってた。それでとりあえず9月にサブブログを作ったけど記事をなかなか書けず、でも年内に始めておきたくて、なんとか取りまとめた。

今のブログの新カテゴリーでもいいといえばいいが、まあとりあえず、こういう形にしてみたかった。いずれ1つのホームページなどにまとめるかもしれない。

 

annus horribilis

(昨日アップした記事を一部修正・追記した)

クリスマスの英語の話題というと、イギリスのエリザベス女王のクリスマス・メッセージがある。以前はよく聞いたが、最近は聞いてない。他の事をやってて聞き逃すことも多い。英語はわかりやすいから勉強にはなる。

最近聞いてないけど、聞こうかなとは毎年ちらっとは思う。そしてまた、こうも思う。エリちゃん Her Majesty Queen Elizabeth II 女王様が「ひどい年だった」とスピーチされた年があったよなあ、と。

あれはいつのことだったか。そして何という表現だったか。検索ですぐにわかった。1992年。

annus horribilis

ラテン語。annus は year、a horrible year。(「酷い肛門」ではない ← どいひ~)

'Annus horribilis' - meaning and origin of this phrase

ウィンザー城の火災などあった年だった。もう24年以上前なんだ、そんなに前だったか。。

(注: 私はクリスマスメッセージだと思っていたし上のリンクなどはそうなっているが、正しくは1992年11月24日にロンドンのギルドホール (Guild Hall) で行われたスピーチのようだ。いくつかソースをあたるとそちらが正しい。アンヌス・ホッリビリス - Wikipedia )

 

毎年自分の1年は低調で特に良いことはなく、それでクリスマス・メッセージの時期に、女王様もあの時何か言ってたなあと思い出す、ということなんだが、でも今「火災」と書いて、昨日大火で被災した糸魚川市の方々も、それまで良かったかどうかに関係なく annus horribilis になってしまい、お気の毒だと思った。

 

クリスマス・メッセージは現地時間の午後3時から3時10分まで。ということは日本時間の26日零時から10分間。

BBC Worldで聞くことが出来る。私はスマホにアプリを入れてBBCラジオをよく聞いているが、PCからならBBCのサイトにアクセスしてストリーミングで聞くことができる。

BBC - World Service - Home

番組表によると、日本時間26日零時からニュース、そのあと零時6分から6分間となっている。

 

テレビのBBCワールドニュースのホームページによると、26日午前2時15分から15分間、二ヶ国語放送するらしい。貧乏人の私は契約しておらず見ることはできないが。

BBCワールドニュース‐英国放送協会の国際ニュースチャンネル

 

【参考】

The royal Christmas broadcast: 10 facts | UK news | The Guardian

What is the Queen's Christmas Message and where can I watch it?

 

かばん

いつもカバンを背負ってバイク通勤してる。街歩きや近場のお出かけも、カバン背負いが多い (オタクスタイル)。しばらく使用したこのカバンだが、最初上の方が少し破けて、ノートパソコンなど重たいものも入れたりしてるうち穴が広がり、使えない状態になった。買い換えることにした。

4年前に母が入院している病院に寝泊まりしていた時に、愛知県安城市の駅前のスーパーで、たしか2千円くらいで買ったものだ。

f:id:hidsgo:20161222030014j:plain

(汚いカバンの画像なのでわざと小さくしている。)

高い品物ではないし荒い使い方をしたが、よくもったと思う。よくがんばった。ここに記念の辞を刻んで断捨離する。

この4年の間に私は母と父を見送った。その間いつも私と一緒に居たのはこのカバン、という気がする。さようなら。