独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

平成最後のマラソン ~ かすみがうら2019

かすみがうらマラソン2019を走った。平成もあと2週間、私にとって平成最後のマラソン大会になった。2009年、ちょうど10年前に初フルマラソンを完走、途中ブランクはあったが、数えてみると今回が9回目のフルマラソンだった。

記録は5時間12分 (net)。昨年11月のつくばマラソンの5時間13分とほぼ同タイムだった。前回のつくばは6年ぶりのフルマラソンで不安もあったが、今回は最初から5時間~5時間20分くらいのタイム狙い、つまりキロ7分~7分30秒でペースを刻み、最後やや足にきたのと向かい風で辛かったものの、大崩れせず無事完走できてよかった。

 

当日は予想気温20℃で暑さが心配されたが、レース中盤は日が陰り、それほど暑く感じず助かった。

エイドは2~3kmおきくらいにあり、バナナやパン、35キロ地点には温かいおしるこもある。自分でサプリと一口羊羹を持って来てたし、結構お腹いっぱい状態で走っていた。

35キロ地点では大会アンバサダーの宮崎亜希さんが「パワーあげまーす」とハイタッチしてくれた。おっさんはこういうチャンスは逃さない。

 

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スタート。はるか遠く画像中央にスタート地点が見える。一番後ろのFブロックからスタート地点まで7分40秒。スタートブロックに並んで11,577人が参加したフルマラソンの規模の大きさを実感した。

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コースは土浦市かすみがうら市ののどかな風景の中を巡る。これは「かすみがうら市歴史博物館」(あとから調べた)。コース周辺は桜もまだ満開のところが多かった。

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コース終盤、水郷の先に見えた筑波山

こんな具合に景色を見ながら、こんな場所なんだなあと感じながら走る。れんこんの産地ということも今回訪れて知った。楽しむ旅マラソン

 


 

横浜から日帰り参加は出来なくはないが、朝の移動は負担が大きいため前泊。今回泊まったのは東横イン土浦駅東口。ここからスタート・ゴール会場まで500m、歩いて7~8分。最後尾Fブロックスタートならもっと近い。私は当日は直帰するため荷物を持ってチェックアウトしたが、もし前泊と後泊するならホテルで着替えて直接スタートラインに並び、ゴール後はそのままホテルでシャワーが可能だ。

実は当初宿を予約しようとした時は土浦のホテルはすべて埋まっていた。それで常磐線を東京方面へ戻って空きを探し、取手市のホテルを予約していた。ところが2週間くらい前、宿泊状況をいろいろ見ていたら、この土浦駅東口の東横インに空室ありの表示が。本当かと思いつつ予約した。その後東横インはまた空室ゼロの表示に。キャンセルで一部屋だけ空いていたようだ。ラッキーだった。今年前半分くらいの運を使い果たした感じがした。ホテルで準備して即スタート。宿泊予定の方には超おすすめ。

www.toyoko-inn.com


 

最後はホテルの宣伝になってしまったが、ゆっくりながらほぼ一定のペースで無事完走できた私の平成最後のマラソンだった。

 

ブログタイトル変更

元号がもうすぐ変わるがその前に(元号は全く関係ないけど)、、

ブログタイトルを変更した。

 

旧:全力、ひとり

新:独男の雑記帳

 

旧タイトルの「全力、ひとり」。意図としては、全力で頑張ってる、でもどうやっても独り。そんな孤独感を出したかった。

こっそりタイトル変更 - 全力、ひとり

しかしどうもそんな感じにはならない。むきになって1人で居ようととしている意味に取れ、他人を突っぱねているような感じがする。それは心外だ。そういう意図ではない。しかしそう見えてしまう。だからタイトルに変更したいと思っていた。

もっとも、他人を突っぱねる意図は全くなくてもそう見られてしまうというのは、現実の私そのものと言ってよく、その意味を含め旧タイトルは私らしかったと言えなくはないが。

 いろいろ候補はあった。

 アラカン独男の伸びしろ

 アラカン妖精の叫び

年はアラカンでそれを自覚する必要はあるしタイトルに入れて情報を伝えるのがよいとも思うが、どうしても自分を年齢で規定するのは抵抗があってやめた。

 

「独男の雑記帳」

全く特徴のない、中身が伝わらないタイトル。でもこのほうが気楽に記事が書ける。雑記帳ということで、英語の学習記録、旅行記、ぐち、日記などなど雑多な内容を記録していく。

 

とりあえず生存報告

2カ月近くブログがお休みになってしまっていた。別にはっきりした理由があったわけではない。あまり物をはっきりスパッスパッ言ったり書いたりする性質ではないため、あのことについてどう書こうかと迷っているうち日数が過ぎて、そのうちうやむやになっていた。病気でも何でもない。普通に生活している。

知ってる。知ってます。誰も気にしていない ^^;;  実社会でもそうだ。私が今のアパートで突然死したら、一週間くらいは発見されない自信がある。会社の人も2、3日は風邪か何かの用事で休んでると思うだろう。それ以上になると、休むときには必ず連絡を入れていた私にしては変と思うだろう。そしてメールしても携帯に電話しても応答がないと、やはり変となるだろう。その後どうなるだろうか。会社に登録してある緊急連絡先に連絡がゆくのだろうか、でも私と連絡を取ろうにも私の携帯に電話するだけで、所在や安否はわからないだろう。結局何週間後に誰かがアパートに来て、管理会社の人に鍵を開けてもらい、やっと発見となるだろう。きっと驚くだろう、私がひどい汚部屋に住んでいたことを(そこかい)。

でもだからこそ、誰とも話さず誰にも気にされてないからこそ、ボソボソとでも何か書いてるのが大切と思う。というわけでまたぼちぼち続けていきたい。

the better to

【今日の英語】

the better to ~       より~するために

                                = so as to ~ better

 

読んでいたペーパーバックの長い文の途中で突然 the better が出て来て、文の構造がわからなくなってしまった。the better to ~ で 「より~するために」という副詞句だった。

  

辞書(Oxford) の例文から

Best to show up with a lot of photos of your cats or your grandchildren, the better to facilitate conversations with those around you.

このように the better の直前がコンマで区切られていればわかりやすい。より会話しやすくするため、となる。

 

I lift myself on my elbows the better to hear the rest of their conversation.

コンマがないと直前とのつながりで?となってしまうかもしれないが、the better は 後ろの hear に掛かり、the better to hear… が …をよりよく聞くためという副詞句で lift に掛かる。

書き換えて

I lift myself on my elbows (so as) to hear the rest of their conversation better.

と同じ意味になる。

 

学校英語で以下の用法は習う。

「the 比較級 ~, the 比較級 …」 ~すればするほど…

「all the 比較級」それだけいっそう

これらと同じ the better の使い方といえる。the は副詞で better に掛かり、better も副詞で to の次の動詞に掛かる。

 

わかってしまえば何でもないが、the better to という言い方があると知ったのだった。

 

なおみ節は魅力

先週末グランドスラム2大会連続優勝という偉業を達成し、テニス女子世界ランキング1位となった大坂なおみ。今さら私が言うまでもないが、インタビューの受け応えが魅力的だ。

普段はあまりしゃべらないし人前で話すことは得意ではないと彼女自身言ってはいるけれど、あいまいに答えたり紋切型の答えをするわけではなく、素直に自分の言葉で自身について語る。時には記者に逆に質問したり、ジョークやユーモラスな答えで返したり。魅力的な「なおみ節」で語られる言葉はこちらの心にも響き、トップアスリートとしての重みがあり、また英語の勉強にもなる。

 

1月26日(土)、全豪オープン優勝当日の試合後の記者会見。


Naomi Osaka press conference (F) | Australian Open 2019

動画で大体はわかるがところどころ聞き取れないという向きは、以下のサイトのトランスクリプトが役に立つ (完全に逐語的に書き起こしてるわけではなく、言い淀みや言い直しなどはまとめている部分もある)。

www.asapsports.com

このインタビューについての日本の記事としては、例えばこの読売新聞記事。

www.yomiuri.co.jp

この記事で取り上げている内容の他に、会見では第2セットから第3セットへの気持ちの切り替えについて、また第3セットは自分を空のようにしてロボットのように練習してきたことを実行したこと、などを述べている。

私が印象に残ったのは、前回優勝したことにより注目が集まる中で20年ぶりとなる2大会連続優勝をどうして成し遂げられたかという質問に対する答え。

I just focus on tennis. Like, for me, when I play my match, everything else is completely not in my mind anymore.

あたり前の答えのようだが、強い、こうやって偉業を達成した。

見逃せない情報として、全豪オープンを通じて彼女がイヤホンで聞いていた曲をこの会見で明かしている。ジェイ・ロック (Jay Rock) のウィン (Win)。

 

会見を見ていると、彼女自身もメディアには慣れたと言っているとはいえ、同じような内容の質問が繰り返されても、ひねくれた質問がなされても、丁寧に答えている。すべて答えるという意味ではなくて答えられないことは言わない。大変だろうけど、すごいなぁ大人だなぁと思う。

 


ところで、上の読売新聞の記事だが、優勝翌日27日(日)午前の見出しは「私の涙は見ていないでしょう」だった。その時の記事は以下のように引用していた。

― 第2セットを落として、落ち込んでいたか。

「私の涙は見ていないでしょう」

この部分の意味がわからず、おそらく和訳のせいだろうと思ってソースを探すと、彼女は "Did you not see my tears?" と言ったのだった。

「あなたは(質問した記者は)私の涙を見なかったですか (泣いてたでしょ)?」と答えたわけで、だからやはり記事が変だった。そう思ってたら、その日の午後に記事は差し替えられて、当該部分は削除されていた。訳し方もあるけれど、このインタビューでここをメインにしてタイトルにしたのはおかしいからね。

 


日本の報道機関の誤訳といえば、別のインタビューでの日清のCMについてのコメントが話題になった。

www.buzzfeed.com

これは1月24日の全豪オープン準決勝、カロリナ・プリスコバ戦に勝ったあとの記者会見だった。


Naomi Osaka press conference (SF) | Australian Open 2019

ちなみにトランスクリプトはこちら

www.asapsports.com

この会見はこの誤訳が大きく話題になったけれど、全体を聞くと実はなおみ節が炸裂していて、やはりおもしろい会見だとわかる。

 

21歳で世界1位となった彼女の今後は、ちょっと想像つきませんね。

 

寒さと熱さと

寒い日が続く。私はバイク通勤のときはコートの下にフリースを着て、マフラーで首から風が入るのを防ぎ、マスクを着用。完全防備。

昨日はバイクで移動中に白いものがちらちら。横浜の初雪だった。

tenki.jp

 

そんな寒い日本と対照的に、昨夜は真夏の暑いオーストラリアから熱いニュースが。大坂なおみ選手が全米に続いて全豪オープンでも優勝。世界ランキングでも1位に。

www.bbc.com

一日遅れながら、いやあすごい試合でしたね。第2セット、一度はマッチポイントを握りながらもセットを失い、もしかしたらそのまま崩れてしまうかもとはらはらしたけれど、第3セット自分を持ち直して勝利。すごい、すばらしい。

相手のクビトバもすごかった。世界ランク2位までいきながら暴漢に利き腕をナイフで刺される事件から立ち直ったらしい。

両者の試合を見ていて涙が出ましたね (すぐ涙が出る)。心から両者を祝福したくなる試合でした。

 

2019年、今年の目標・方向性

今年目指すもの。詳細は省き、大まかな項目で。

 

1. 語学

私のコアはこれだと言える。語学学習しているときに自分らしさを感じる。生計を立ててるわけでなくて所詮学習者だが、より知識が身につけば、より世界が広がる。

精進を続ける。

 

2. マラソン

体力づくりとダイエットのためだが、メンタルにも極めて有効。

いくつか計画している。参加したら報告する。

 

3. インプットを増やす

日本語も英語も本を読む。ここ数年できていなかった。簡単なようで、いろいろな雑事に押し流され読むことができなくなってしまう。意識的に積極的に読む。

 

4. アウトプットを増やす

ブログ記事を書くということもあるけれど、それよりも、

言うべきことをきちんと言う。意見をはっきり述べる。

ということ。例えば、誤解されているとわかっても、誤解だと言ってわかってもらおうとしない、私にはそんな事が往々にしてある。それで結局苦しんだり損をしたりする。最近もそんな出来事があってモヤモヤしていて、だからこう書いている。今まで30年か40年か黙ってきて、もういいからさ、口に出して言おうよ。

 

5. 2020年、生まれ変わりの年に向けて

1~4はは大まかな言い方だけれど具体的な目標。5はそれらの根底をなす基本方針みたいなもの。

来年2020年にビッグイベントがある。東京オリンピック? まあそれもビッグイベントだけれど、私にとってのビッグなビッグなイベント、それは、、、還暦 (今は小声で)。

還暦!? 自分ながら驚いてしまう。コミュ障で社会的にも人間的にも成長せず、もちろん結婚できず、20歳頃のメンタリティのままここに至っている。60歳なんて信じられない。

しかし事実は事実。2020年9月私は還暦を迎える。

還暦を迎えると人は一度死に、生まれ変わり新たな人生を歩み始める。いや、私の思い込みです。でも今の私は還暦をそう捉えている。60歳までの今生でやっておきたいことがまだいろいろある。それを達成したい。

残された時間は少ない。今年は一日一日を大切に進んで行きたい。そう思う。

 

というわけで、残り少ない人生、もうあまり悩み事に振り回されず、一日一日を大切に、語学に励み、マラソンを走り、読書を続け、思ったことをちゃんと述べようというわけです。がんばろう!