今日の英語
Orionids オリオン座流星群
今夜は今年オリオン座流星群が最も多く現れるらしい。
断っておくが私は天体は全く素人 laymanで、あくまで英単語の話。
オリオン座流星群、英語では the Orionids だそうだ。Orionid の発音は
Orionids /əˈrʌɪənɪd/
ちなみにオリオンは
Orion /əˈrʌɪən/
-id は「流星群」を作る接尾語らしい。
-id - definition of -id in English | Oxford Dictionaries
-id3
1.3 Astronomy Denoting a meteor in a shower radiating from a specified constellation.
なので Orion (オリオン座) が放射点(*) の流星群は Orionids (オリオン座流星群)、Perseus (ペルセウス座) が放射点のものは Perseids (ペルセウス座流星群) となる。なお the Orionids と短く呼ぶことが多いが、the Orionid meteor shower と呼ぶこともあるようだ。
*放射点: 放射状に見える流星の起点 (参考: 上記weathernews記事)。
オリオン座流星群の場合はオリオン座から放射状に飛び出してくるように見えるわけだが、オリオン座の星の破片が飛んで来るわけではない。そりゃそうだと思うが、呼び名の由来を今知った。。ちなみにオリオン座流星群はハレー彗星由来の塵らしい。
これに関連して以下のことも知っておくとわかった気になる。
meteor、meteoroid、meteorite の違い。
meteor は宇宙空間の破片物質が大気に突入して燃えるときの「光」のこと。つまり「流れ星」として見える現象。
meteoroid はその破片物質そのもののこと。「流星物質」と呼ぶらしい。
meteorite は「隕石」、つまり大気中で燃え尽きずに地表に到達した meteoroid のこと。
ところで最初の weather newsのサイトで、さっきまで北海道、福島、沖縄から星空生中継をやっていて、私も an Orionid meteor を見た。金と愛をくれとお願い。
最後に今、流星群と言えばこれですね。
ティアマト (Tiamat) 流星群なら、the Tiamatids か。
追記: 「君の名は」ではティアマト彗星 (Tiamat comet) の破片が落下するんですね。ティアマト流星群 (Tiamatids) と呼ぶと、ティアマト座を放射点とする流星物質、になるので違いますね。