Bridget Jones Mad about The Boy (前記事) (以下BJMAB) に出てくる単語から、語りたい単語をいくつか選んで語ります。
- toy boy
- 年の離れた若い男の恋人。イギリス英語で使用され、アメリカ英語では boy toy のようです。日本語ではツバメという表現があるらしい。
- nit
- アタマジラミ (head lice) の卵、あるいは幼虫も含める場合もある。イギリスの学校ではよくある問題みたい。BJMABは冒頭から nit で大騒ぎです。ところで
- nitpicking
- という単語があります。重箱の隅をつつくようなこと、つまらぬあら探しをすること、特に、そうやって相手の揚げ足を取ることを指しますが、文字通りアタマジラミの卵 (nit) をつまみ取る (pick) ような行為ということですね。
- shag
- イギリス英語。セックスする。性交する。その行為そのものを指して、ちょっと下品な響きを伴う言い方といったところ。語感を把握して、言う相手と周りの状況は気をつける必要がある言葉ではあります。Bridget Jonesではよく出てくる。
- (思いつき例文) Well then, did you shag him last night? で、きのう彼とヤッたの?
- ところで shag は動詞の場合、他動詞として使われます。shag somebody の形。shag with somebody という形はあまり見ません。名詞の場合は have a shag with somebody という形になります。
- snog
- shag を出したので、ついでに snog も。
- イギリス英語。キスする。チュッというキスじゃなくて、長ーいのですね。
- (思いつき例文) Hey look, they're snogging! うわ、キスしとるでー
- blimey
- イギリス英語。驚いた!信じられない!
- 普段しょっちゅう使うことはないですが、何かすごく驚いたときに効果的に使われると思います。私は自分でちょっと使ってみたりします。
- God blind me.の略。
- heart [verb]
- 口語ですがイギリス英語というわけではなく、むしろアメリカ発祥の用法。
- I heart you.
- という表現がBJMABに何回も出てきます。好きという意味だと想像はできますが、heart にこのような動詞としての用法があったのかと調べてみると、若い人たちが使う表現で、由来はハートマークらしい。
- I heart you. = I ♡ you. ≈ I love you.
- love ほど重くない感覚で heart が使われているようです。