独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

初ヒトカラ

1昨日の6日の連休最終日、人生で初めてヒトカラを体験した。ひとりカラオケ。54歳7ヶ月での初体験だ。

そもそもカラオケに行ったことがほとんどない。この5、6年で飲み会のあとに4、5回行ったくらいだろうか。それ以前はいわゆるカラオケボックスに入ったことがなかった。まあ私は歌に積極的な人ではなかったということだ。実は今回も歌が目的ではなかった。目的は発声練習。最近は人と話すことが少なく、ほとんど話をすることなく過ごす日も多い。すると、自分ではいつでも話そうと思えば話はできると思っていても、いざ話をするとなると、まず声が出ない。3分も話していると声がしょぼしょぼになる感じ。そこでカラオケで声帯を鍛えたかった。つまらない目的なのはわかっているが。

今はもうカラオケはごくあたりまえの余暇。ヒトカラする人も多いと聞く。おっさんが一人で行っても奇異に見られることはないだろう。とはいえ、受付に他の人がいないときを見計らって入店した。見られてどうこうということも気にしたが、実は今まで人に連れられて行っているから店のシステムとかよく知らないために、まごつくといけないし。。

1時間ワンドリンクで。無事入室。ドリンク受取る。あとは知ってる歌をとにかく声をふり絞って歌うというより叫び続けた。

個室のため他人から見られたり聞かれたりするわけではなく、恥ずかしいということは全然ないね。もし、ヒトカラに行きにくいという人があるとすれば、

1) 一人の受付を見られるのが嫌
2) みんなで楽しむもので一人では寂しすぎる

ということだろうか。でも今はひとりで訪れる人は珍しくないようだし、ひとりで楽しむとか練習とか思っていると、何でもないね。

カラオケ店に入ってから出るまでに、連休ということもあって、70歳くらいの女性も一緒の家族らしい1組、あと子供連れを2組を見た。若者だけの場所じゃないんだと今さらながら認識したのだった。

発声練習などという無機質な目的で訪れたが、声を出すということ自体に自身の内にこもっているものを発散させる効果があるだろうし、また、優しい歌詞に思わず癒されたりもする。

また行くだろう。そんなにお金かからないし、月2,3回もいくとメンタルにプラスになるんじゃないだろうか。