全力ひとり

全力で心豊かに温かく孤独を生きる独身男(50代バツなし)の記録

Scouse & Blind date

Scouse (スカウス) は「リバプール地方の」という意味で、Scouse accent ならば「リバプール訛り」です。Scouse だけで「リバプール訛り・方言」の名詞としても使われます。

リバプール訛りを聞いて、英国人ならリバプール訛りとわかるのでしょうが、私には訛ってることはわかりそれはスコティッシュではないとわかっても、どこの訛りかはとてもわかりません。ちょうど日本で北関東訛りを聞くと、東北弁でないことは確かだけれど、私には北関東かどうかはっきりわからないし、まして北関東のどのあたりかは全くわからない、という状況に似てるでしょうか。

ともあれ。

イギリスでかつて Blind Date という人気番組がありました。その番組の司会をしていたのは Cilla Black (シラ・ブラック) という明るく多くの人から親しまれている女性でした。60年代から歌手、女優、ショーの司会者として活躍したようです。彼女はリバプール出身でした。Blind date の番組の最後で彼女はよく "Ta ra!" と言っていました。ra のほうにストレスがあります。トゥ! という感じ。"Ta ra, everyone!" だったかもしれません。Ta ra は Scouse で Good bye の意味です。(Liverpoolだけなのか、どれくらいの範囲で使用されているか、承知していませんが。) Cilla Black、 Blind date、Scouse、ta ra、こんなことがセットで思い出されます。

今週 Cilla Black の訃報が報じられました。ご冥福をお祈りします。

Cilla Black: Obituary - BBC News

 

Blind dateについて付記します。wiki情報によれば1985年から2003年まで続いた番組のようです。

Blind Date (UK game show) - Wikipedia, the free encyclopedia

一般的にblind dateは全く見知らぬ者同士が引き合わされて行うデートのことですが、ここではあくまでもこの「ブラインドデート」というテレビ番組についてです。彼氏募集中の女性1人と彼氏候補3人、または彼女募集中の男性1人と彼女候補3人が登場しますが、男女の間にはカーテンが引かれていてお互いを見ることはできません。恋人募集中の人が3つの質問を候補者に投げかけ、候補者はユーモアあふれる答えなど自分をアピールして答えます。質問者は最後に、声や回答の内容から3人のうちの1人を選び、ご対面となります。こうして成立したカップルは数日間の旅行に出かけます。行き先はクジで選びますが、国内の場合もあるし海外の場合もあります。旅行中の様子はテレビカメラが追い、楽しそうにしている様子を写す一方で、こっそり各々に相手をどう思うか聞いたりします。その後2人は再びテレビに登場し、旅行の感想と、相手とつき合いたいと思うかどうか述べる、という内容だったと思います。デート番組である一方、お互いの反応を見て楽しむショー的要素も高かったと思います。

この番組の出場者募集の面接に行ったことがあります。15年くらい前の話です。周りから募集のお知らせが出てることを教えられ、そそのかされたのがきっかけですが、選ばれることは絶対にないことはわかっていたので、どういうことをやっているのか見に行ってみたというのが正しいでしょう。今はほとんどうろ覚えでしかないですが、たしかテレビ局にハガキなどを送って申し込むのではなく、希望者は一次面接会場のロンドン市内のホテルに集合ということだったと思います。連絡先など簡単な質問票に記入したはずで、その後1人の面接担当者と短い面談をしました。「なぜ出場しようと思ったのですか」など、ありきたりの短い簡単なやり取りだったように記憶しています。面接担当者の男性がにこにこしてこちらの話を聞いていたことは覚えています。一時面接通過なら連絡するということだったはずで、当然連絡はありませんでした。面接は番組が特集する地域に応じ英国内の各地で行われていて、最終的に選ばれるまでには三次、四次あるいはそれ以上の面接や選考があったろうと思います。

 

話し相手がいないので、ここに昔話を書いてみました。