hidsgo’s diary

56歳独身男(結婚暦なし)の存在していた記録

TOEIC 990感想 2

以前TOEIC 990点を達成した感想を書いた。

TOEIC 990 感想 - hidsgo’s diary

すごく達成感があるという内容だ。それはそうなのだが、達成後数ヶ月経過したのち、何人かに「990取ったよ」と話した反応を見て、実はもう1つ書いておきたいことがあった。それは、TOEIC 990点がどういうものか、わかる人はすごく少ないということだ。正確には、自分と同じような認識をしている人が自分の周りにほとんどいないというべきかもしれない。それで自分にとってのTOEIC 990を書き留めておく。

(1) 990を取っても英語の実力は大したことはない

TOEIC 990取っても英語のエキスパートなんかではない。ペーパーバックを読めば知らない単語は1ページに数個ある。テレビのニュースは9割くらいわかるだろうが、ドラマや映画は、ものに依るが印象としては平均60%、早い会話はわからない。ただし60%はリスニングが苦手な私の場合の話で数字はかなり低めだと思う。このくらいのレベルは、TOEIC 990というよりTOEIC 950以上が何とか取れるレベル、あるいは英検1級ぎりぎり合格レベルについて言えることで、いわば英語でコミュニケーションするためのスタートラインだ。

(2) 970は容易だが990は難しい

990の英語レベルは大したことない。しかし990を取るのは難しい。何回か990を取ったことのあるTOEICerでも毎回は難しい。英語講師が自己紹介でTOEIC 980と書いているのを見ると、数回受験して990は取れなかったのかなと思ってしまう。難しいのはRで495を取ることだろう。Part 5で微妙なところを突かれたり、Part 7で日本語で問題が出されても迷うような選択肢があったりする。さらに、Rで495を取るためには間違いは1問以下でなければならない場合が多く、このハードルが高い。Lでは多くの高得点者にとってL 495は当たり前らしい。3問程度の間違いがあっても495になることが多く、また聞き取れれば答えはある程度はっきりしているからだろう。しかし私にはL 495も毎回は取れない。

一方、英語のレベル的にはそれほどではないので、ある程度力のある人が970前後を取るのは難しくない。海外経験のある人が初受験で970だったと言っているのをネットで見たことがあるが、あり得る話だと思う。模擬試験で問題形式と時間配分を確認しておく必要はあると思うが。以前970取ったことがあり10年ぶりに受験して970だっというネットの書き込みを見たこともあるが、あり得る話だと思う。

しかしそのような人たちでも990を取るのは必ずしも簡単ではなかろうと思うのである。それは英語の問題ではなく、TOEICという試験に慣れるかどうかの問題で、970+であればよくて990かどうかは英語と関係ないゲームと考える向きもあろうが、何にせよ990は難しいと思うし、それを自分は達成できてよかったなあと思うのである。

(3) 話せるかどうかは人によるだろうが大体話せるだろう

「990取ったよ」と言ったら「話せるの?」と返されたことが一度あった。ちょっと面食らったのであるが。確かにTOEICはLとRのみの試験なので、話せるかどうか疑問に持つ向きもあるかもしれない。この点は私は多くの990erに出会ったわけではないので想像だが、LとRのTOEIC対策のみを行って990を達成する人も中にはいるかもしれない。しかし普通は総合的に英語を練習するだろうし、LRで990取れるのはそれなりのレベルなので、話すほうも、人により流暢さには差があるにせよ、それなりに出来るだろうと思う。大昔には受験英語は出来たけど全く話せない、あるいは通じない英語になってしまうということはあったかもしれないが、今TOEICの高得点者はそれなりに出来るだろうと想像する。

以上が990にまつわる思いである。

1行で書けば、英語的には大したことない、しかし970は容易でも990は難しい。

その他にTOEICスコアについて思うことも、さらに一緒に記しておく。

(4)900前後と970前後の間には壁がある。

900前後をさまようレベルと970前後をさまようレベルでは、英語力にかなり差があると思っている。そうでないという声もあろうが、実際970前後の人はわざと気を抜くようなことをしない限り、900以下を取ることはないだろう。TOEIC IPを受験した英検1級取得者の最頻値は955らしい。TOEIC 900前後では英検1級もあやういのではなかろうか。(1)で書いたスタートラインの一歩手前という感じだと思う。
http://www.toeic.or.jp/library/toeic_data/toeic/pdf/data/DAA.pdf (Page 9)

(5) 受験したことのない人には点数の予想はできない

英語学習に関心のない人、TOEICという名前を聞いたことのない人は、当然に何点がどれくらいか全く見当がつかない。多少英語に関心ある人は問題集やサンプル問題の問題は見たことがあるかもしれない。TOEICの問題は簡単そうに見える。だから、これなら9割くらい出来るだろうと思ってしまうかもしれない。しかし時間制限が厳しく、また高い集中力が要求されるのがTOEICで、何点取れるかは受けてみないとわからない。東大院生の平均が730くらいらしい。受験英語よりTOEIC英語は簡単そうだが、点数は受けてみないとわからない。
http://allabout.co.jp/gm/gc/57672/

(6) 本当に出来る人はTOEICに見向きもしない

TOEICのスコアについてわからないのは、英語に興味がない人だけではない。ある程度英語が出来て仕事でばりばり使っている人は、TOEICを受験しない。ある程度出来れば、業務内容の議論が出来るかどうかが問題で、こんな英語の試験には興味を示さない。

 

以上、現在自分がTOEICスコアについて思っていることを記した。将来いつかTOEICなんてどうでもいいと思うようになるかもしれない。TOEICの詳細を忘れるかもしれない。でも今はこんな見方を持っている。それを記録しておく。