ラグビーワールドカップ、昨日スコットランドがサモアに勝ったため、予選Bブロックでは南アフリカ、スコットランドが決勝トーナメントに進み、日本の予選敗退が決定した。残念。せめて残りのアメリカ戦に勝利して3勝をものにしてほしい。
ラグビーブームが見事に再燃している。前に少し触れたが、日本が南アフリカに勝利したことが大きい。
先週末の日本 vs サモア戦をテレビ観戦した。体格差のある相手だったが、タックルで潰して相手の思い通りにさせない作戦が功を奏し、日本は26-5と快勝した。ラグビーの試合を最初から最後まできちんと見たのは、昔の日本のラグビーブームの時以来だったと思う。20年以上ぶりになる。
昔というのは、新日鉄釜石の頃から、神戸製鋼、そして関東大学ラグビーの堀越、今泉、吉田、永友、清宮といった名前のあたり。40代以上の人は懐かしく思い出すのだろうか。一度今の職場で40代前半の同僚のSさんとこの頃のラグビーの話ができたときはとても嬉しかったよ。
ゲームを見ていると、ルールは昔と基本的には変わりないのはもちろんだが、ちょこちょこ違うところがあるね。トライの得点、コンバージョンキックというもの、ペナルティーキックで直接タッチに蹴り出してマイボール・ラインアウトでスタート、sin bin の存在などなど。
ところでラグビーのペナルティーに、ノットリリースザボール(Not release the ball)というのがある。タックルで倒されたらボールを放さなくてはいけない、抱え込んだままでは反則というものだ。
このノットリリースザボールっていいなと思っていた。倒れたら抱えているものを放せ、しがみついているのは反則。人生もそうだよ、倒れたら放せ、しがみつくな。そうじゃなくちゃ。でも俺はいつもしがみつく、笛が吹かれちゃうよ、ノットリリースザボール、ペナルティ。
ノットリリースザボール、いいペナルティーだなと、誰にも語ることなく25年間くらい思い続けてきた。