真冬。この季節には seasonal affective disorderという病気が話題になる。頭文字を取り略称は SAD。英国に居たときよく耳にした。日照時間が短く寒い日が続くこの頃に、うつ症状を発症するものだ。日本でも時々報道で取り上げられる。日本語では「季節性情動障害」あるいは「季節性感情障害」となるようだ。「季節性うつ病」「冬季うつ病」と呼ばれることもある。英国は緯度が高いため冬は日が日本より短く、より影響されやすい。実際、日照時間が脳内物質の分泌量に影響を与えることが関係すると考えられている。なお、Seasonal (季節性) と呼ばれるように、冬に限らず「夏季うつ病」もある。
以下、この病気を紹介する記事ではなくて、英語のちょっとしたコメント。
正式名をはっきり覚えていないため、冬のSAD は seasonal なんだったけな、となる。
seasonal affected disorder だったかなと思うことが多い。季節に影響される (affected ) 障害。もっともらしい。でもそれなら season-affected disorder かなと思ったり。それでも affected ではなかったと覚えているので調べてみると
seasonal affective disorder
とわかるのである。もっとも affected でももっともらしいから、seasonal affected disorderと書いている海外記事もネットでいくらか見つかる。正式には seasonal affective disorder。
affective という単語が身についてないからだね。
- affective
- (Psycology) Relating to mooods, feelings, and attitude.
ということで、「感情にかかわる、情緒の」という意味の形容詞。主に心理学で使われる単語のようだ。 「影響する」という意味ではないから気をつけよう。