独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

ひとりバレンタイチョコ売り場歩き

今週のお題「バレンタインデー」

さて今年もやってきたこの季節。普段から仕事中もおやつを欠かさないチョコ好き人間としては、この時期デパートの特設チョコ売り場を訪れるのはとても楽しい。普段お目にかかることのないブランドの趣向を凝らしたチョコの数々を目にすることが出来る。

ただし大切なのは会場を回る心持ち。チョコもらえないから~と惨めさを滲ませては、自分が苦しいだけでなく周りも引いてしまう。だからといって、お、俺はバレンタインなんて興味ないんだからね、チョコが好きで見に来てるんだからと超越しようとしても、簡単に見透かされてる。だから、チョコ好きだし本当は誰かプレゼントしてくれるといいんだけどね、という素直な感じで行くのがいい、のではなかろうか。いやそうやって周りの目を気にするから身動きが取れなくなるのであって、チョコ欲しければチョコ売り場に行けばいいんだ本当は。面倒くさいな。

この間東京に出て行く用事があったので、某有名デパートの特設会場に行ってみた。激混みである。身動き取れない。通路を進めない。結局あまり吟味せず早々に退散してしまった。あの混雑の中をハゲ頭でうろうろしていては不審者と思われそうだから、ということもなくはないが、品物をゆっくり見て回れないのだ。そして何より、自分が買うことはないと改めて認識したから。見るのは楽しい。凝ったかわいいデザインの、アートと呼びたくなるようなピースがいろいろある。でも自分用に買うには高い。当然ながらかなりマージンを上乗せしているだろう。贈り物にはいいだろうが。ちょっと残念だったけど、そそくさと会場をあとにした。

全国的に会社では今も義理チョコなんてやるのだろうか。私のところでは、まあみんなの暗黙の合意があればだけど、男女平等や個人の価値観の多様化などなどから、義理チョコなしの職場が増えてきているのではなかろうか。もちろん個人が誰かにプレゼントするのは自由だ。

チョコ欲しい。