独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

石橋もたもた

仕事でA4紙1枚くらいの長さの英文レポートが回ってきて、書いた人が慌てて書いたから内容も不正確でそれより英文がメロメロで、でも今日は他にしなければならないことが2つ3つあったのでそちらを先にやって、夕方その英文直して、でもすぐ返信したら自分もミスしてるだろうから一旦置いておくために席を外してコーヒー飲んで、返信しようと席に戻ったらコーヒー飲んでる間に他の誰かが先のレポートを書き直したバージョンが送られてきてて、主なところは直ってたので今さら細かい言い回しの変更や冠詞の修正を入れるのはかえって面倒で、結局自分の修正バージョンは日の目を見ることなく終わって、すごく残念だった。

こんなことは誰しも大なり小なり日々いろんな事で経験することで、つまり自分がやろうとしていた事をもたもたしているうちに先を越されたということだ。

でもいつも自分の内で逡巡を繰り返している私にはきっと多いだろうし、自分が一応出来ると思っている(ほんとにできるかどうかは別)英文についてそうだったのは悔しかったわけだし、今までの数え切れない例の中には、ずっと好きだった女性を前にしてもたもたしているうちに彼女を持っていかれたなんてことも何回かあったのかもしれないしなかったのかもしれない。石橋を叩いているだけの人生、で終わっていいのか。

ところで石橋と聞くと今の私はなぜか夜明けの停車場を連想するが、それはどうでもいい。