独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

寡黙な男がいきなり机をばんと叩く (2)

この記事を書いたのが1年3ヶ月前。実は気になることがあったから記事にしたわけだが、肝心のことは書かず無難に収めてしまっている。そのためそれ以来ずっと言いたかったことが解消されずにいる。

hidsgo.hatenablog.com

 

状況としては、静かなオフィスでPCに向かっていた私がいきなり机をばんと叩いた。大部屋オフィスにはその時は後方に3,4人と隣と前方に2,3人がいた。実はこのオフィスに異動した頃にはいろいろあって私はあまり周りとおしゃべりしなくて、それでいつの間にかほとんどコミュしないキャラを自分で作ってしまっている。そんな寡黙なオッサンがいきなり机を叩くのだから、なんかアブナイ人物に見えた可能性があった。

机の音が響いたとき、後方で男性社員が近くの若い女性社員に何か言ったようで、女性は「いえいえ私はそんなことはしません」と言ったのが聞こえた。前後の関係やタイミングから「変なオッサンがいきなり机を叩いた」私の行動について何か後ろで言われたようだった。ムシャクシャしていきなり机を叩いたか何か思いついて叩いたように思われたか。

実際は蚊を叩こうとしたけだけだった。

結局私は誰にも何も言わずにそのままやり過ごしてしまった。近くの人には「蚊がいてね」と言おうかと思ったが、黙り癖がついているので、何も言わないままだった。

今もなお後方の男女には、口をきかずいきなり机を叩いたりする偏狭な奴と思われてるようで仕方なく、「あの時は実は蚊がいたんだよ」と言いたくてたまらない。

 

以上が状況。

あの時、後方の2人に何も言わなかったのは、実際に男性が何と言ったかはわからなくて口を突っ込むわけにはいかなかったからで、またたとえはっきり私の噂が聞こえたとしても、少し離れた所で話されてる噂には基本的に関与しないことにしているため、何も言わなかったろう。私が黙り癖がついていたことと、その2人とは普段あまり交流がなかったということもある。

でも黙っていては、しこりが残った。

あとから思うには、蚊を狙って机を叩いたら自分でもちょっと驚いたくらい大きい音が周りに響いて、そして後ろでも何か言われたような気がしたわけだから、「すみませ~ん、蚊がいたんです。失礼しました~」と周りに言えばよかった。そうするのがマナーだった。一日経ってからではタイミングを逃して言い直すことが難しかった。

 

今もしこりになっているが、それは後ろの2人を見るたび今も思い出すからだし、またこの男性社員との間には前からしこりがあって私の中ではそれが今も増大しているからであるが、それはまた別件で。

いつまで経っても解消されないので、ここに書いて終わりにしておこう。

些細なことを長々と書いているようだが、ちょっとのコミュ不足で自分を窮地に追いやるパターンがよく現れている例なので記しておく。

 

ところで、私はビジネスの場面でムシャクシャして机を叩くことは絶対にない。声を荒げることもない。テレビドラマではよく怒鳴ったり机を叩いたり相手の胸倉をつかんだりしてるが、私はしない。それは相手に対する威嚇行為という暴力。そんなことしたら、相手を追及する根拠が自分にあっても、相手にされなくなるし、逆に相手から社会的制裁を受けることもあり得る。私は経験でそういうことを学んできました。相手がいない場面でもそれは問題行動なので、机を叩いたり物を叩き壊したりしない。手を動作させず相手の目を見て言葉だけで静かに議論する、というのがビジネスの議論として私の理想。