全力ひとり

全力で心豊かに温かく孤独を生きる独身男(50代バツなし)の記録

NHK囲碁トーナメント 2016.Mar.20

第63回NHK杯囲碁トーナメント

決勝 張栩 九段 vs 寺山怜 四段

コンピューター対人間、コンピューター対コンピューターの対決に沸く囲碁界ですが、人間同士の戦いへの興味が失われることはありません。

今年度のNHK杯決勝戦、8年ぶりに決勝戦へ進出した張栩九段と、初出場で決勝進出を果たした寺山怜四段の対決でした。囲碁界は昨今若手の台頭が目覚ましく、昨年の決勝戦の伊田八段対一力七段がその象徴でしたし、今年の寺山四段もまさにそうですね。

下の画像、テレビ画面をスマホカメラで撮っているので画質は悪いですが、昨年もこの角度の画像をupしました。昨年からでしょうか、ローアングルから対戦者を撮るカメラワークが決勝戦に登場しますね。

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序盤は白番の寺山四段 (右) がややよかったようですが、慎重になったのか、中盤から黒番の張九段 (左) に押し込められ、最後は張九段の中押し勝ちとなりました。

張栩九段、8年ぶり4回目のNHK杯。前回は2007年。7大タイトルでは2013年に棋聖位を井山九段に失って以来、タイトル獲得がありません。その後囲碁界は井山時代となり、昨今は上記のように井山九段以外の若手の台頭も目立っています。長いスランプ、張栩九段は昨年に生活拠点を故郷台湾に移し、囲碁と生活の見直しを図っていたようです。本人だけが知る苦しさがあったでしょう。

それだけに今回のNHK杯優勝、本当に嬉しそうに受賞の喜びを語っていましたし、見ている者にもじんわりとしたものがこみ上げます。

成績も段々上向いてきているそうで、これが復活ののろしとなりますように。