独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

なぜTOEICを受けるのか (2)

ブログ更新が3週間 hiatus (休止) 状態だったが、どうにか生きている。TOEICについて言うと、5月の新形式TOEIC前はこの試験のことで意識がかなり占められていて、試験が終わったら急に目標喪失、TOEICロス (?) 状態になっていたのだった。緊張して臨んだ試験が終わったという解放感からでもあるが、新形式を1回経験しただけとはいえ、こうやってTOEICはまた続いていくんだろう、回ごとに難易度は多少変化するだろうが、こんな感じでまた続いていくんだろうと実感でき、初回に臨んだときのように気張って対策する緊迫感を失っていた。

それでもこれからもTOEICは時々受験する。とりあえず新形式に慣れるために6月、7月は申し込んだ。9月以降は頻度を減らすつもりだが時々受験するだろう。なお、この記事でTOEICというときはTOEIC (LR) を念頭に置いている。

以前こんな記事を書いた。

hidsgo.hatenablog.com

そのときのTOEICを受ける理由として挙げたのは

1. 990を取っておきたい
2. モラル的な意味で生活の支え

ということだった。

1の990については達成した。でも今後も以下2、 3のような目的で受験するし、受験するときは990を目標にしたい。何よりも新形式でも990を取りたい。大切なのは、そのために広く英語研鑽に努めるということだ。

2については、まだここしばらくは受験のメインの目的になる。生活に目標と方向性を与え、自律的生活をするための自分の支え。

さらに私の場合TOEIC受験にはこんな目的というか意味合いがある。

3. メンタルモニター

今のところ970前後が普通に取れている (新形式でどうなるか不明だが)。

TOEIC歴 - hidsgo’s diary

もし大きく点が崩れるときがあれば、それは自分の中の何かが壊れたときだ。自分のメンタルについては心配することが多く、チェックしていたい。実際には自分ではもう駄目と思えても、TOEICでは950+は取れて、まだ力は少しは残っているのかと支えになったりする。また、急に崩れることはなくても、今後は集中力が衰えたりして点が取れなくなるときが来るだろう。TOEICは、聞いて読んですぐさま正答を選ぶということを2時間続ける集中力のゲームでもある。年寄りには段々きつくなる。スキルがどれだけ保たれるかモニターするとともに、目標を持つことそして練習して受験することがボケ防止になればいいなと思うのである。

4. 自分のポテンシャルの証明

目的というのではないが、TOEIC高得点について心の底で思っていることを、ちょろっと書いておく。私がTOEIC 990を達成したのは54歳のときだった。年取ってから達成したが、それで思うのは、この歳でこれだけできたのだから、もっと若いときにチャンスがあれば、もっと出来たであろう、ということだ。私はいつもいろいろ悩んでたりして自分をうまく発揮できずに来て、どうしても低く見られてしまうけれど、ポテンシャルは持っていたと示しておきたいという思いがある。

最後に、以上はTOEICを受験するにあたっての目的だが、数年継続受験し990も達成した今となっては、TOEIC受験自体を英語学習の大きな目標にしてはいけないと考えている。TOEICは英語学習の中の1イベントに位置づけるべきで、英語活動をもっと広く保つようにしたい。今はどうしても読むことが中心になってしまうから、せめて幅広い読書を心がけたいと思うのである。

ついでに付記するが、読み返してみるとTOEICとか990にすごく拘っているように見える。990なんかより英語が使えることのほうが大事なのにと世間では言うだろうし私も全くそのとおりだと思う。私の場合、一通り英語を使うスキルはあると自分では思っている。(スピーキングが弱いのは、日本語でも口下手もしくはコミュ障なのであって必ずしも英語の問題だけではない。) 一通りは出来てその上で990を目指す、そういうことだ。