日々いろいろな英単語に接するが、ああこんな意味の単語があるんだ、ってつい友達に話したくなる単語ってないだろうか。私にはある。よくある。でも友達がいないので、何か語りたくなったらブログに書く。そのためのブログだ。もっとも、たとえ英語好きの友達がいたとしても、他人の英単語フェチ話を聞くことはないだろうが。。
今日の英単語
nepotism /ˈnepətɪzəm/ 縁故主義
ラテン語の nepos = nephew (甥) が語源。
日本では縁故採用というのはよくあることだが、海外も然り。この単語は、中世カトリック教会で教皇や司教が甥っ子を跡継ぎにした習慣に由来するらしい。ただし甥っ子といっても、聖職者は結婚できない建前のためそう呼んだだけで、実際は実の子であったりしたらしい。おいおい。。
今週こちらのニュースで使われていた。
フランスのマクロン大統領はブリジット夫人に公の地位を付与することを諦めた
France: Macron to abandon plans for official first lady - BBC News
大統領選でマクロン氏の対立候補だったフィヨン元首相に妻への不正給与疑惑が持ち上がり、マクロン氏は縁故主義根絶を訴えた。それなのに夫人にファーストレディとして公の地位を付与しようとして批判を浴びた。
Mr Macron has been accused by critics of hypocrisy after vowing to stamp out political nepotism.