全力、ひとり

コミュ障58歳独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

語源を知って驚いた単語

小さいときからよく知っている単語で、年をとってから語源を知って「なあんだ」と思った単語。そういう単語は沢山あると思うが、中でも語源の思いがけない簡明さに驚いた3例を取り上げたい。

機会があれば語りたかったけれど、記事になることなく忘れ去られそうになったネタである。ここに記す。前置きはともかく、いってみよう。

 

グレコローマン

レスリングのグレコローマン。オリンピックが開催されれば「グレコローマン・スタイル」という種目を頻繁に耳にする。なので小学生のときから知っていた。特に何も考えることなく、「グレコローマン」という1つの単語として受け取っていたと思う。ちなみにグレコローマン・スタイルは、腰から下の攻撃が禁止され、上半身のみの攻防で行われるレスリングのことだ。

グレコローマンは英語の綴りでは「Greco-Roman」で、「ギリシャ・ローマの」という意味。このことを知ったのは、ずっとのちだった。いつだろう、高校、あるいは20代、もしかしたら30代だったかもしれない。いつかは忘れたが、あまりに簡明な、今からすれば自明といってもいい言葉の由来を知り、単に「へぇー」とか「なるほど」とかじゃない、「そうか、そうだったか!」という衝撃があったことを覚えている。

 

ユーラシア

小学生の頃、地図を見るのが好きだった。ヨーロッパから極東に拡がる大陸、当時は多くを「ソ連」に占められていたこの大陸を、ユーラシア大陸と呼ぶことは知っていた。学校の地理でも習う。

しかし、ユーラシアが Eurasia で、Europe + Asia だと知ったのは、これも正確にいつかは覚えていないが、30代だろうか、数十年後だ。それまでは特に調べることもなく、何となく難しそうな固有名詞のように捉えていたんじゃないかと思う。目から鱗というか、簡明な語源に驚いたものだ。

 

ボリショイ

モスクワのボリショイ劇場。ボリショイ・サーカスというのもある。誰もが子供の時から聞いて知っていると言っていいだろう。

40歳くらいの頃、ロシア語をちょっと習った。文字の読み方から始めたわけだが、早い段階で次の基本単語に出会う。 

большой

読み方は「ボリショイ」。そして意味は、big、つまり「大きい」。ロシア語のボリショイは、ごく普通の形容詞で「大きい」という意味だった。ボリショイ劇場は、英語なら Big Theater。

ボリショイ劇場」って、「大劇場」ってことなのか!! 驚いたものだ。何十年来耳にしてきた単語が、こんなに簡単な意味だったなんて。

 


 

語源を知って、「へぇー」とか「なるほどー」とか思う単語は多い。

バームクーヘン

シュークリーム

などはそうだろう。

とは言え、上に挙げた3つは、私の中では驚きとともに由来を知った代表例だ。なぜ驚きなのか、改めて考えてみると、ボリショイはそのあまりに簡単な意味であることはわかる。グレコローマンとユーラシアは、1つの単語だと何となく思っていたものが、複合語かつごく簡単な単語の組み合わせだった、ということではないかと思う。