今回の釧路旅行ではよく食べた。マラソン前はカーボローディングの名のもとに回転寿司。マラソン後は完走祝いの名目で、ひとり炉端焼きなど。そんな中釧路の夏祭り霧フェスでも食を味わった。
霧の街釧路。7月終わりに霧フェスティバルという夏祭りが開催される。通称、霧フェス。ホテル近くが会場だったので、のぞいてみた。
たくさん屋台が出ている。
地産地消ということで、地元食材のメニューも多い。
牡蠣
阿寒ポークチャップ
「河むら」の釧路ラーメン
釧路ラーメンは店舗でも食べたが、細麺のうすいしょうゆ味。質素で奥深い味わい。
会場横には自衛隊補給船「ましゅう」が接岸され、一般公開もされていた。
マラソン前日だったため私は昼間の会場を訪れただけだったが、霧フェスのメインイベントは夜のレーザーショーらしい。霧が出ていればそれだけレーザー光線が映えるわけだ。
余談。昼間の霧フェス会場は中高生とおぼしき若い人たちで溢れていた。高校生らしきカップルとすれ違ったとき、女の子がスマホでプログラムを確認しながら
「えっと6時からは、じょーい太鼓だって」
と男の子に話すのを耳にした。いやお嬢さん、それ攘夷じゃない、蝦夷です。北海道のことです。外国人排斥太鼓なんか演奏したらイベント即中止、関係者謝罪ですよ。男の子は何も突っ込まなかった。多分次はどこに行って何をしようかで頭がいっぱいで、ちゃんと聞いてなかったのだろう。
じょーい太鼓。思い出すたびにほのぼのとした気分になる。
おじさんが「じょーい」と聞いて連想するのはこれだけどね。
釧路の話からそれたが、マラソンを走っているときも「じょーい太鼓」を思い出して心が和み、苦しさを乗り切れたというのは40%くらい本当だ。