独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

釧路町「くしろ水族館ぷくぷく」

またまた釧路の話。

今夏の釧路旅行で私が一番おもしろいと思った場所、それは以前にも記事にした「くしろ水族館ぷくぷく」だった。

hidsgo.hatenablog.com

ここではお魚さんたちがきれいにディスプレイされている。そんなお魚さんたちをじっと見ていて、私は水族館に目覚めた。水の中を自由に、時には静かに佇み、時にはさあっと泳ぐお魚さんたちを見ているのは楽しく、癒しになる。それを悟った。

特に好きになったのは、前回記事と同じ写真を掲載するが、こちらのチンアナゴちゃん、ニシキアナゴちゃんたちだ。

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1人1人いや1匹1匹がゆらりゆらりと水の中で佇んでいる。ときどき首を、いや胴体か、ともかく体をにょきーーっと伸ばす。そしてまた、ゆらゆら、ゆらゆら。

中には、おしゃべりしたくなるアナゴちゃんも出て来る。上の画像の左下。

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「今日も外は暑いらしいわよ」

「今年の夏は大変みたいね」

「前に立ってる男の人、週末マラソン走るんだって」

「この暑いのに、人間ってほんとバカねえ」

… かわいい奴ら。

 

改めて「くしろ水族館ぷくぷく」を取り上げたのは、前回の記事で省略したある事実を記載しておくためだ。それは、「くしろ水族館ぷくぷく」は釧路にあるが、釧路町にあるのであって、釧路市ではない、ということ。

 

釧路町 ≠ 釧路市

これ大事。

 

釧路町釧路市は同じ名前で隣接しているが、別の自治体だ。両者には約100年前にさかのぼる確執(*) の歴史がある。ものすごく大雑把に言えば、釧路市は現在の釧路町地域を置き去りにして市になったが、平成になる頃から釧路町の方が賑わいを見せた。* 本当に確執があるのか、存じ上げません (いい加減なこと書くな)

釧路市からしたら、同じ名前で賑わってるお隣さんを釧路市にしたいところだろうが、釧路町からすれば、昔うちらを置いていったくせに何を今さら、というところだろう。

なぜ釧路市と釧路町があるのか? その歴史に迫る – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]

釧路市と釧路郡釧路町は、なぜ合併しないのですか? - いずれ合併しますか? - Yahoo!知恵袋

 

私は釧路市釧路町があることを今年釧路を訪れたときに知った。買い物がしたくて地図を見たら釧路駅から少し北にイオンがあるみたいなので、釧路駅からタクシーに乗って「イオンへ」と言ったら、運転者さんが「イオン釧路店でいい?」と聞くのでどういうことか尋ねると、釧路地域には新釧路川西側の新興住宅地(釧路市)にイオン釧路昭和店、釧路町にイオン釧路店があるとのこと。そのときは深く追求しなかったが、釧路市とは別に釧路町があるのを知り、あとでネットで調べて経緯を知った。

前回の「くしろ水族館ぷくぷく」記事では話がそれると思って書かなかったが、「釧路」では紛らわしいので、「釧路町」と明記しておくのがよかった。

 

昨日の記事で、寂れている釧路を救ってというブログを引用した。私は炉端焼きがおいしかったというコメントを入れた。

どなたか僕の地元「クシロ」を救っていただけませんか - kansou

今年行きましたが、炉端焼きおいしかったですよ

2018/10/18 23:54

b.hatena.ne.jp

炉端焼きについては前記事に書いた。

hidsgo.hatenablog.com

私としては「くしろ水族館ぷくぷく」も面白くて、人に勧めたいスポットだ。しかし釧路市民らしいブログ主に対して、隣の町の施設がいいとは言えない。だから慎重に、意識的に、言及しなかった。

 

まあ部外者(失礼)としては、地域全体で盛り上がってほしいと願うところだ。

とは言え、昔の商店街がシャッター街になっているのは、今や珍しくない。多くの地方都市で見られる現象だ。またどの市町村も少子高齢化問題に直面している。釧路市は1980年をピークに、釧路町も2000年をピークに人口が減少している。

どうしたら住みやすく元気が出る街になるかは、日本全体の懸案なのである。と具体的には何の解決にもならない文でとりあえず終えることにする。