独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

通訳案内士は不合格でした。。

通訳案内士という資格があります。以前は通訳ガイドと呼ばれてました。英語学習や英語の検定試験などに興味のある人は知っている人も多いと思います。

通訳案内士試験概要|日本政府観光局(JNTO)

 

私は9年前受験しましたが不合格でしたという話です。

通訳案内士試験は、英検やTOEICなどの他の英語検定とは異なります。まず第一にこれは資格です。国家資格です。ちゃんとした知識や技量がないのに外国人のガイドをしてお金を取ることがないよう国が定めた資格です。第二に試験には英語以外に、(1) 日本地理、(2) 日本歴史、(3) 産業、経済、政治及び文化に関する一般常識、の3科目の試験があります。

英語の試験には日本文化に関する英語が出題されます。そのため、たとえガイド職に就かなくても、この試験ための勉強は日本を英語で紹介するための勉強に役立つと言われます。

私は2006年9月に受験しました。

日本文化の英語の勉強に役立つということでいつか受験しようと思ってはいました。しかし2006年から英検1級所持者は英語の1次試験が免除されました。ならばまず受けてみようと、英語は1次免除で、つまり英語以外の上記3科目を受験しました。

結果は1次試験で日本史が不合格でした。日本史があやしいとは受験前からわかっていました。苦手です。実際、他の2科目は常識と思える問題が出題され、特に対策しなくても普通に解答していて大丈夫でした。しかし、日本史はなぜこんなに難しいのだろうと思えます。が、他の人から見るとおそらく日本史も常識的な問題なんでしょう。

日本史が苦手な大きな原因の1つは、こう言うのは恥ずかしいですが、高校で日本史を履修しなかったからです。本来は日本史も世界史も履修するはずが、大学の共通一次試験実施のため急遽カリキュラムが変更され、私たちの学年は日本史が履修できなくなりました。もっとも、歴史などは本来、好きになって本を読んだりしていくうちに知識が身についていくものでしょう。学校で習わなかったからなどと言っているのは本当に情けないですが。

というわけで通訳案内士の資格は持っていません。

これはガイドの試験なんですね。実際にガイド職に就いたならば、英語で案内するだけでなく、外国人客のさまざまな世話をしなければならないでしょう。ある意味、本当にコミュニケーション能力が問われるといっていいかもしれません。

歴史に興味を持ち、名所旧跡の背景など自然とわかるようになり、外国からの方々のお世話をしたいと思うとき、また受験するかもしれません。

ところで、この記事を書くため検索していて知りましたが、2014年度からTOEIC 840点以上も通訳案内士の英語1次免除の対象になったんですね。1次のハードルはかなり下がりましたね。東京オリンピックに向けてより多くの人がよりよいおもてなしができるといいですね。

と書いてきた流れで、おもてなし、貼っておきます。


滝川クリステルさんのプレゼンテーション IOC総会(13/09/08) - YouTube