先週末に5月の第200回TOEICの公式認定証が届いた。
スコアは
L 490 R 485 T 975
アビメは
L: 100 (0) 94 (1) 100 (0) 94 (2)
R: 94 (1) 100 (0) 100 (0) 97 (1) 96 (1)
アビメの括弧内はTEX加藤氏のサイトによる誤答数。LはPart3/4で3個、RはPart 5/6で1個(文法)、Part 5/6/7で1個(語彙)、Part 7で1個の3個の間違い。(ただしいつものアビメの注意点で、Lの誤答数は実際は3個より多い可能性があり、Rでは3個より少ない可能性がある。) 過去のアビメを見て、特にいつもどの分野で間違うという傾向はないみたいではある。
各種統計値。先日TOEIC SWの記事で平均や分布を見たので、TOEIC LRについてもじっくり見てみる。
平均スコア。今まで気にしてなかったが、L 320 R 260 T 580くらいらしい。
受験者数。今回の受験者数は、108,834人。
200回記念で受験者が増えるのかと思ったが、過去3年の3、4、5月の受験者を見てると、今年の5月が突出しているわけではなさそう。(ネットには過去1年の集計しか出ていないのでwebarchiveで探った。。)
2013 | 2014 | 2015 | |
---|---|---|---|
5月 | 101,304 | 92,889 | 108,834 |
4月 | 45,509 | 55,281 | 69,792 |
3月 | 150,188 | 140,250 | 170,289 |
第200回だから受験と考えるのは、ごく一部のTOEICマニアなのかもしれない。ちなみに3月は1年で受験者が最も多い月で、1) 年度末で学習効果を見たい 2) 2月にTOEICがないから、という理由なんだろう。
スコア分布。
認定証に添付されている資料には平均点が載っているだけで、全体のスコア分布はネットで見ることになる。もっとも今までほとんど見たことはない。
赤枠は自分の区分というわけだが、LとRは25点刻みで470以上は同じ区分だし、Totalに至っては895以上は分けられてないから、見てもなんだかなあとなる。自分の位置を知りたいなら、認定証のスコアに付記されているパーセンタイルのほうが、まだましかも。一番上の画像にあるように、Lでは97%、Rは99%。本当は99.何パーセントか少数第1位まで知りたいところだが。
しかし、スコア区分をもう一度見ると、Lの470以上は全体の4.3%で、Rの470以上は0.8%。つまりRでは、意外にも、470-495に0.8%しかいない。過去に自分のLが495のときのパーセンタイルを見ると98%だから、Lの495は2%近く居るのであろう。一方、Rでは495は確実に1%未満だと思う。
受験者全体の平均点でもLのほうがよいが、Lの高得点者はRよりかなり多い。実際、Totalの高得点者の多くはLでは安定して495を取る。私は時々運がよかったからL 495になるわけで、それはLが弱いことを意味しており、一方でRはTOEIC受験者層では比較的よいということがいえる。
まあ特に目新しいことを書いているわけではなく、200回記念で受験者が急増したわけではなかったことは発見だったが、どうでもいいことを突いているようなので、これくらいに。