先週末、ブラウザの広告に突然「Amaranthus」の文字が現れるようになった。過去の検索履歴に基づいて勝手に広告を選択して表示する仕組みのやつ。そうこれは過去に私が「ももクロ」について検索したためだ。どうやら、ももクロの新アルバムが2月17日にリリースされたらしい。
DISCOGRAPHY | 週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト
何故私がももクロを検索したのか、それは今この記事とは関係ないのでひとまず置いておく。ひょっとしてヒトカラで歌っているのか。ヒトカラは発声練習と言っていたが、確かにももクロ5人分を1人で歌うのはよい発声練習になる。ひょっとして振り付けも? ひとまず置いておく。
Amaranthusという植物は栄養価が高く、NASAが宇宙食に採用しており、古くは中南米で原住民の栄養源とされていた。昨今は superfood(スーパーフード)、supergrain(スーパー穀物)として人気が高まっている。ネットでスーパーフード関連記事を見たあと街を歩いていたら、売っているのを見かけたので買ってしまった。
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ところで、この「Amaranthus」という単語、私は知っていた気がしてならない。日本でのスーパーフードの人気の高まりは昨年後半あたりから、ももクロのアルバムは今月発売ということで、急に知られるようになった植物名のようだが、今初めて見た名前ではない気がする。アマランサスと聞いて Amaranthus と書けたと思う、きっと。つまり最後にthが入ってることを知っていた。
でも以前にどこでこの名前と出会ったか思い出せない。もちろんすべての単語についていつどこで出会ったか覚えているわけではない。だけどこのAmaranthus、前に覚えようと努力して覚えたように思う。どこで、何の文脈でだろう。。。昭和の時代に一度流行ったんじゃないかと思ったが、ネットにそれらしき思い出記事も見つけられなかった。何かちょっと腑に落ちない感じだ。自分の認知機能の誤動作か??
Amaranthusに戻る。英語の辞書には amaranth という単語でエントリーされてることが多い。amaranth は Amaranthus属の植物の総称として使われているが、Amaranthus という学名自体も amaranth と同様に一般でも使用され、特に区別はないようだ。
amaranth /ˈæməˌrænθ/
- 不死の花.
- ヒユ科 (Amaranthaceae) ヒユ属 (Amaranthus) の植物の総称. 植物は観葉植物または食用.
- 赤紫色.
- 色素の1つ.通称「赤色2号」.
英語の発音は「アマランス」と語頭に強勢がある。不死(不朽、常世)の花、というのが原義。語源はギリシア語の amaranthos で unfading の意味。a- は "not"、mara は marainein "to fade" から。最後 -anthos は "flower"。
形容詞として
amaranthine /ˌæməˈrænθaɪn/
という単語も辞書にエントリーがある。強勢は後ろに変わる。
朽ちることのない花、ということで、ももクロのアルバムタイトルになったわけだ。衰えない、つまりおじさんたちへの応援歌なのかもしれない。聞かなきゃ。歌わなきゃ。