またしても悲惨な事件が起きてしまったイギリスだが、現場となったのはロンドン橋 (Londong Bridge) とバラ・マーケット (Borough Market) 。 バラ・マーケットはブリジット・ジョーンズ (Bridget Jones) のアパート (flat) のある場所ということで、以前こちらの記事で言及した。ブリジットのアパートはマーケットに隣接するグローブ・パブ (Globe Tavern) の2階という設定だったが、まさに現場だった (*1)。
半年前はロマンチックな場面もあった映画の設定場所近辺が、こんなことになるなんて。犠牲になってしまった方々を悼む。
以下は事件の本質とは関係なく、報道写真の場所を特定できたという話。
上に引用した記事で取り上げたザ・シャード (The Shard) が今回の事件のニュースでよく映った。その中で、これはどこから撮った写真かなと思ったものがあった。 読売新聞のニュース写真で、警察が道路を封鎖している様子を写しているが、道の先に Shard 全体像が見える。
こんなふうに道の先にShardが見えるのはどこだろう?
Google Street View で特定できた (*2)。London Bridge から Borough High St. を南へ約1km の地点。Street Viewのスクショとその下にリンクを貼っておく。
Street View: https://goo.gl/maps/hV1q6k9Pzo92
道が Shard の方向に向いていて、Shard の下の方は実際は建物と重なっているが、遠くから見てるから重なりが少ない、ということだった。手前の教会の塔が相似形みたいになって重なっていて、近づいていくと教会の塔が大きくなって Shard を隠していく。
多数が犠牲になった事件に際し、こんなどうでもいいことを書いていると、何もわかっていないと思われそうだが、いや命の尊さは重々承知している。でもこんな記事を書いてしまう、わかってない奴と思われそうなことをしてしまうのが、自分かもしれない。
黙祷
テロに屈せず
*1 A visual guide to the London Bridge attacks | UK news | The Guardian
(Globe pubは地図のBorough Market内の右側路地沿いにある)
*2 南側の離れたところということは大体わかったが、最終的には右側に見える緑色看板の薬局「PHARMACY」を検索して特定できた。