スイスから帰国してしばらくになる。スイスへ行くという記事を投稿したまま放ったらかしにしておいていつまでもスイスに居るように思われていそうだが、スイスは短期出張。帰国してプレゼンだの何だの再びドタバタしていて記事の更新も怠っていた。時差よりもそのドタバタで疲れ果ててしまった。
スイスは良かった。行く前の国のイメージとしては、アルプス、チョコレート (リンツは日本でたまに買う)、多言語くらいだろうか。行ってみてわかったのは、まず街がきれい。街並みが美しいという意味でもあるし、ゴミが少ないという意味でもある。それから電車の時間が正確。日本みたい。いろいろ見たり読んだり聞いたりして(あまり話さない自分、、)わかったのは、街の美しさや電車の時間に代表されるように、何事もきちんときれいに整っているというのが、スイスの一般的なというか stereotype なイメージなんだね。それがスイスのイメージだと私は知らなかったが、実際行って体感した。
あとよく言われるが物価が高い。それは痛感せざるを得ず、感覚的に日本の1.5倍~2倍くらいだろうか。業務後にチューリッヒに自費滞在したがホテル一泊2万くらいで痛かった。
そしてスイスは小さい。チューリッヒから中部の首都ベルンまで電車で1時間、今回は行かなかったがジュネーブまでも2時間40分だ。チューリッヒもスイスの最大都市といっても人口は38万人。中心部の観光は歩いて回れる。かわいい小ささだ。
機会あればまた行きたい。出張の範囲に入ることはないが、いつかアルプスも見てみたい。
今ドイツ語を復習中で、今回のスイス行きはそれとは関係なく2か月ほど前に急に決まったものだが、ドイツ語をほんの少しでも知っていると何かと助けになる(今回のスイスはドイツ語圏のみ)。またごく簡単な短い文は聞き取れたりして、もうちょっと勉強しようという気にもなった。もっともスーパーのレジのおばさんや電車の車掌さんも英語を話して、ほとんど英語で用を足すことはできたわけだが。
電車で何か話す必要はないが、検札で私が間違った切符を出してしまったとき、車掌さんは最初ドイツ語で何かまくし立てたので私が Englisch bitte? と言ったらきれいな英語で説明してくれた。
いつか記事をいくつか書きたいがいつになるかわからないので、スイスらしいと自分が思う写真を数枚貼っておこう。
チューリッヒ、リンデンホフの丘からの眺め。チューリッヒに来たらここ行くよね。
以下の2枚は車窓からの写真 (なので窓の反射が写り込んでしまってる)。どちらもシャフハウゼンからシュタイン・アム・ラインへ向かう途中。
ライン川。いい雰囲気。この4kmほど下流にラインの滝がある。
緑の丘。なんか北海道の美瑛みたいだなあと思った。
物価が高いことを別にして、スイスはすっかり好きになってしまった。