寒い日が続く。体調を崩しがち。くしゃみ、鼻水、風邪のようだが熱はなく、むしろ鼻炎の症状。実は寒暖差アレルギーじゃないかなと思っている。
寒暖差アレルギーは気温の変化により自律神経が乱れ、鼻の粘膜などの毛細血管がコントロールできなくなることで起こる。普通のアレルギーのようにアレルゲンがあるわけではない。だから厳密にはアレルギーではなく、「血管運動性鼻炎」とも呼ばれる。
私の部屋は寒い。車を運転しないため灯油を運べず石油ストーブを使わない。暖房はエアコンのみ。エアコンで暖房をガンガンかけると電気代がかさむため、控えめに運転する。しかもエアコンは部屋の隅に設置されている。それで部屋の中はいつもやや肌寒い。
朝起きて布団の中にいるときはよい。くしゃみも鼻水も出ない。しかし布団から出て体が冷えると鼻がもぞもぞし、くしゃみが連発し鼻水が止まらなくなる。そんなことがよくある。
シャワーを浴びて浴室を出たあとも、鼻炎のような症状が出ることが多い。
昨年暮れには、朝そんな鼻炎の症状が出たため手元にあった鼻炎薬を飲んだら、副作用でその日ずっと体がだるく仕事も集中して出来ないということがあった。
寒暖差アレルギーというものがあるとは、2年くらい前に知人から聞いた。その人は花粉症もあるし何かと敏感な体質の人のようだったので、そういう人は寒暖差にも反応してしまうのかと、その時は他人事のように聞いていた。
しかし昨年から今年にかけて、冷えると鼻炎のような症状になる自分を観察して、これは寒暖差アレルギーではと思うようになった。
本当に寒暖差アレルギーかどうかは、はっきりしない。この症状は筋肉の少ない女性に多いというが、私は筋肉は普通で、そんな女性に多い冷え性もない。とはいえ冷えると鼻炎の症状が出ることは確かなようだ。だからそれを踏まえて体調管理したい。
睡眠をきちんととる。マスクをして寝る。重ね着する。生姜湯を飲む。いろいろ試してみる。
ちなみに私は花粉症はないが、10代20代の頃はよく鼻炎の症状に悩まされ鼻炎薬を持ち歩いていた。
今もたまに鼻炎の症状に悩まされることはあり、常備薬というか症状が出た時に買った残りというか、いつも手元に鼻炎薬はある。上に書いた副作用で一日中だるかったという薬の成分はマレイン酸クロルフェニラミン、いわゆる第一世代鼻炎薬だった。念のため第二世代鼻炎薬であるアレグラも買ってきた。
でも薬を飲む前に体を冷やさない管理が大切だろう。
寒暖差に気をつけて、寒い時期をうまく乗り切りたい。