独男の雑記帳

コミュ障59歳独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

2019年度NHK囲碁トーナメント雑録

2019年の囲碁界は若手の台頭に沸いた。芝野虎丸 現二冠が史上最年少で名人位を獲得、上野愛咲美 現女流本因坊竜星戦で準優勝、一般 (i.e. 男性棋士も参加) 棋戦で女流として過去最高の成績を達成したことが、特に画期的な出来事として挙げられる。

NHK杯においても若手の活躍は目覚ましいが、 2019年度NHK囲碁トーナメント (第67回NHK杯) は井山 現三冠が2年ぶり3回目の優勝を果たし、王者の貫禄を示した。

 

毎週日曜午後のNHK杯囲碁対局、それぞれの対局にドラマがあっておもしろい。級位者レベルの自分でも、解説を聞けばおもしろさは十分わかる。また90分の放送中には、棋士のボヤキやお茶事件 (*1) のような出来事、あるいは聞き手と解説者の雑談トークなど、対局内容以外におもしろいことが多々起こる。

昨年度のトーナメントからそんなソフト面の出来事をいくつか記録しておきたい。

 

1. 女流解説

2019年9月22日 余正麒 八段 vs 藤沢里菜 女流本因坊

++以下、タイトル・段位は対戦当時

本局の解説は吉田美香 八段。実は女流棋士NHK杯対局の解説をするのはこれが初めて (*2) という、記念すべき対局だった。

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++ 画面をスマホで適当に撮影してるため歪みが生じます

女流解説はこの後11月の謝依旻 六段の対局を吉原由香里 六段が解説、2020年度も引き続き4月に吉原六段が2回目の登場で藤沢里菜 女流立葵杯の対局を、5月には青木喜久代 八段が上野愛咲美 女流本因坊の対局を解説と、女流棋士の対戦のときに女流解説というのがNHK杯の1つの流れになるようだ。

 

2. ゼリーとお茶

2019年7月14日 佐田篤史 四段 vs 上野愛咲美 女流棋聖

上野棋聖 (タイトルは対戦当時) が何かを口にしている。ゼリー飲料みたい。

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NHK杯棋士が湯呑みからお茶を飲む以外の光景を見るのは珍しい (他人のお茶を飲むというのはあったが *1)。解説の村川十段も、将棋では見たことがあるが囲碁では初めて見たとコメント。

12月1日の「囲碁フォーカス」では上野女流本因坊 (11月に女流本因坊位獲得) が特集され、対局前には、レモンゼリー、野菜ジュース、お茶を用意すると述べている。するとこのゼリーはレモンゼリーだろうか。なおタオルを巻いているのは結露を防ぐ意味もあろうが、NHKなので銘柄が見えないようにする配慮もあるらしい (いつだったか、ほっしー☆こと星合二段がyoutubeで言及していた)。

上野女流本因坊は12月の対 張栩 九段戦でもゼリーでしっかり栄養補給していた。

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ところで上記の佐田・上野戦だが、飲食に関してはゼリーの他にもう1つ注目点があった。

対局開始直前。

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佐田四段の横には最初から湯呑みが2個置いてある。毎回湯呑みを見ているわけではないので時々あったのかわからないが、大抵最初は湯呑み1個だ。仕事中しょっちゅうコーヒーや水を口にする自分からすると、対局中お茶1杯では少ないと思う。おかわりはもらえるのだろうか? いずれにせよ、最初から2個用意しておけば、おかわりに気を取られることも、他人のお茶を盗む (*1) 必要もなく (くどい)、対局に集中できるというものだ。この大きな湯呑みは、もしかしたらマイ湯呑みという可能性もあるな。

 

毎回の放送では何かしらおもしろポイントがある。本当はその時その時でメモしていくのがいいね。時間の経過とともに忘れたものもあるだろうし、録画がなくて確認できなかったものもある。というわけで、ごく少数ながら対局内容以外の話題でした。

 


*1 治勲先生 - 独男の雑記帳
     NHK囲碁トーナメント 2018.Apr.2 治勲先生お茶再び - 独男の雑記帳

*2 https://twitter.com/shiho_hoshiai/status/1175373246545313792