もし「あなたの好きな英単語は?」と聞かれたなら、私は resilient と答えるだろう。この20年くらいずっとこの単語が真っ先に浮かんでくる。
resilient
1《物理学》〈物が〉はね返る,弾力のある;〈食物が〉歯ごたえのある
2〈人・性格などが〉(病気・逆境などから)すぐに立ち直れる,すぐ元気になる,快活な;〈動物・樹木などが〉回復力のある
弾力性のある、つまり押したらまた元に戻る性質ということが基本的な意味で、メンタルで言えば、困難な状況から立ち直ることが出来る、回復力があるという意味になる。
名詞形は resilience。周りの環境変化にシステムが対応し、へたれないという意味合いで、さまざまな分野で使用されている。レジリエントまたは名詞のレジリエンスというカタカナ語で、日本語でも時々見かけるようになった。
私が好きと思うのは、もちろんメンタル面での意味合いからだ。
凹んでも凹みきらない。周りからいろいろ押され続ける、でもへこたれない。元に戻る。凹みがちな自分を支える言葉として、心の中にある。倒れても起き上がり続ける、起き上がりこぼしのイメージが思い浮かぶ。
心の底で be resilient