独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

階段よりエスカレーターを選ぶようになった

前回の記事で、2時間通勤の生活によって時間と体力が奪われている現状について記した。

hidsgo.hatenablog.com

そんな生活の中での変化の一つに、駅の階段を登らずにエスカレーターを利用するようになったことがある。

もともと自分はすたすたと早歩きするタイプで、駅などでもよほど長い階段でない限り、併設のエスカレーターよりも階段を登っていた。20段程度の階段ならエスカレーターに乗るよりも階段を登った方が速いと考え、階段を選んでいた。エスカレーターに行列ができているのを横目に、待っている間に階段で上まで登れてしまうのになどと思うこともよくあった。

しかし、今ではそのエスカレーターに自ら並ぶようになった。特に通勤帰りは疲れ切っていて階段を上る気力が全く湧いてこない。以前はさっさと登っていた20段ほどの階段も、併設エスカレーターの長い列に並び、ゆっくりとエスカレーターで登る。階段を利用する体力も気力もない。エスカレーターに並ぶ方々の事情もよく理解できるようになった。

毎日の生活でエスカレーターに並んで乗るたびに気づかされる大きな変化で、かつては信じられなかった行動が、今では当たり前になってしまった。それほどまでに、毎日の通勤が体に負担をかけているのだと実感している。