全力ひとり

全力で心豊かに温かく孤独を生きる独身男(50代バツなし)の記録

NHK囲碁トーナメント 2015.Oct.18

第63回 NHK杯囲碁トーナメント

2回戦第11局 片岡聡九段 vs 井山裕太棋聖

久しぶりの囲碁レポ。画像なし。昼から出かけようと思って最初だけ見るつもりが、段々おもしろくなって最後まで観てしまった。井山九段、現在7大タイトル中、棋聖、名人、本因坊碁聖の4冠。26歳。片岡九段、57歳。手厚くバランスのよい碁ということで、風貌から想像させるように、あまり激しいというイメージはない。今wikiを見たら趣味はジャズドラムと書いてあるが、そんな感じだ。しかし、この1、2年の片岡九段の棋風は変わってきたという。きびしい手、激しい碁を打つようになったそうだ。今日もそんな棋風の変化が反映したらしい一局だった。

最初こそ静かな布石だったが、やがて片岡九段の黒が井山棋聖の白に圧迫を加えながら優位に展開。しかし白は黒を分断することに成功して、黒のしのぎ勝負になり、黒はがんばってしのぐが、白は地合いで優位になる。黒は目一杯に頑張った戦いをして、白は優勢だから安全運転すればいいのに、解説の後藤俊午九段が「やりすぎじゃないの」と言うぐらい井山棋聖も最強の手を繰り出す、ということで、詳細を忘れたが(汗)、コウになって黒の取られた石が復活したり、別の黒の取られた石を攻め合いに持ち込もうとしたり、でも白の優位は変わらず最後は黒の投了になるのだが、57歳片岡九段が、「片岡さん、すげー」と見てて言いたくなるような手を次々繰り出して、26歳井山4冠をガツンガツン叩いている感じがする、すごくおもしろい戦いだった。囲碁レポといっても級位者レベルの私のこと、今日の1手を解説するわけではなく、こんなところだ。展開を間違って記していたらすまない。実は書いておきたかったのは、今日の対局を見てこう思ったこと。

「片岡さん、あんなに頑張ってるんだから、俺も頑張ろうかな」

片岡九段の年齢は番組で言っていて、自分も近い年だからということもあるのだが、対局を見てちょっと元気をもらった。そんなこともあるんだ。