昨日、国名のカタカナと英語の違いについて書いた。
グルジア、ジョージア、ヨルダン、ジョーダン - hidsgo’s diary
都市名についてもちょっと書いておこう。
日本語のカタカナ名と英語の読みの違う都市名 ― パリはパリスでありローマはロウムである。 英語圏外の都市名がほぼあてはまるわけで限りがない。パリやローマのようによく知っているものもあるが、中には紛らわしいものや聞くと新鮮なものもある。いくつか取り上げてみる。紛らわしいものの代表は次の2つではないか
フィレンツェ Florence [フローレンス]
ウィーン Vienna [ビエナ]
読み方が違うというより、例えばフィレンツェならばイタリア語の名前がカタカナになっているが英語では別の名前がついているわけで、どちらもよく聞くのでどちらが英語だったかなと一瞬思ったりする。ウィーンの場合、現地語では Wien [ヴィーン] だしより混乱する。
よく耳にするけれど自分の身についてなくて聞くと新鮮に思うのは
ナポリ Naples [ネイプルズ]
ネイプルズはナポリなんだね。ちなみにヒマラヤの国ネパールは Nepal [ネポール] という感じになる。他にもカタカナと英語と顕著に異なるものはいくらでもあるわけだが、例えば
チューリッヒ Zurich [ズォリック]
など。ドイツ名という点では、次の2つをあげたい。
ミュンヘン Munich [ミューニック]
ケルン Cologne [コロゥン]
ケルンの場合Cologneというフランス語表記のために文章で見かけるとどこだったかなとなる。ちなみにオーデコロンのコロンである。eau de Cologne ケルンの水。
都市名というより地域名だがフランスの地名でカタカナ語(フランス語由来)と英語の対応を押さえておきたいのが
ブルターニュ Brittany [ブリタニ]
ブルゴーニュ Burgundy [バーガンディ]
読み方は大体同じだけれど強勢(アクセント)の位置が異なることも多い。
オックスフォード Oxford [オックスフォード]
エジンバラ Edinburgh [エディンバラ]
いろいろである。