独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

212回 TOEICアビメ

7月TOEIC

スコアは

L 495 R 495 T 990

アビメは

L : 94 (1) 100 (0) 93 (1) 96 (1) 93 (1)
R : 100 (0) 100 (0) 94 (2) 96 (1) 100 (0)

括弧内はTEX氏の分析による誤答数。

アビメ上は L 4問、R 3問の間違い。ただし重複カウントがあるかもしれない。LもRもぎりぎり495だったようだ。

新形式になってLとRの495ライン (何問間違いまで 495か) に変化はないだろうか。それぞれ1問くらい許容範囲が増えてたりしないだろうか、気になるところである。

 

第212回 TOEIC (2016年7月) 結果 ~ 新形式990

2016年7月TOEICの結果速報が、昨日8/15(月)正午に発表になりました。

お盆とはいえ祝日でなければ発表は大丈夫みたいですね。私は昨日はPCがない環境に居て、編集しにくいため記事は書きませんでした。今日は新幹線移動でしたが、上りの指定席は全くないという状況で、疲れました。。

 

さて、結果です。。

f:id:hidsgo:20160816195709j:plain

L 495 R 495 T 990

990でした。新形式で初めて990を達成できました。

履歴を更新しました。

TOEIC歴 - hidsgo’s diary

 

当日記事はこちらですが、

第212回TOEIC 2016年7月24日 - hidsgo’s diary

リスニングがボロボロで、L495を取れたのはすごくラッキーという印象です。リーディングは全体にやや簡単、Part 5は特に簡単という感想で、そういう時に確実にR495が取れてよかったです。

嬉しいです。新形式でも早い段階で990を達成できてよかったです。すごく嬉しくて、安心しました。
 

heptathlon, decathlon

リオ五輪の陸上が始まりました。

私はイギリスに滞在したことがありますが、イギリスは陸上に強く、オリンピック競技として陸上は人気があり、その中でall-round種目としての男子の十種競技 (decathlon)そして女子の七種競技 (heptathlon) は、陸上の王者、女王を決める競技として注目されていたと思います。私が居た頃は、Denise Lewis という七種競技のスーパースターが活躍していて、大会で勝利し、いろいろなスポーツ賞を受賞し、テレビにもよく出ていたのを覚えています。そのため私も十種競技七種競技に関心を寄せるようになりました。競技の啓蒙という点では、日本では武井壮さんの果たす役割が大きいのではないでしょうか。

www.runnersworld.co.uk

gogotakei.com

 

Decathlonとheptathlon、どんな種目があったでしょう。

 

Decathlon (十種競技)  (国際陸連 Decathlon)

Day 1     Day 2  
• 100m (100m)   • 110m hurdles (110mハードル)
• Long jump (走り幅跳び)   • Discus (円盤投げ)
• Shot put (砲丸投げ)   • Pole vault (棒高跳び)
• High jump (走り高跳び)   • Javelin (やり投げ)
• 400m (400m)   • 1500m (1500m)

 

Heptathlon (七種競技) (国際陸連 Heptathlon)

Day 1     Day 2  
• 100m hurdles (100mハードル)   • Long jump (走り幅跳び)
• High jump (走り高跳び)   • Javelin (やり投げ)
• Shot put (砲丸投げ)   • 800m (800m)
• 200m (200m)      

 

Decathlon、heptathlonの deca-、hepta- はそれぞれ10と7を表すギリシア語由来の接頭語ですね。他の人のサイトですがリストをリンクしておきます。

http://c2.com/cgi/wiki?NumericalPrefixes

5は penta-、8は octa-で、それらを含んだ単語の Pentagon、octopus などはよく知られています。化学を学ぶ人は、化合物の命名法でこの接頭語を覚えますね。ただし化学では、9と11は nona-、undeca-というラテン語由来の語を使います。1~12と20くらいを覚えておくと時には役に立つかもしれません。

 

話がそれましたが、十種競技七種競技の備忘録でした。

 

all-round, all-around, gymnastics

リオ五輪、毎日熱戦が伝えられてます。

一般人からは想像もできないであろう極限まで追求した練習を積み重ね、本人にしか知りえない努力と苦悩の末に勝ち得たメダル、あるいは届かなかった思い、胸を打ちます。

一日遅れましたが、体操個人総合優勝の内村選手、おめでとうございました。

 

この記事は体操関連の英語の私の備忘録です。

体操 (artistic gymnastics) の「個人総合」は英語で Individual all-around というんですね。

Men's Individual All-Around Schedule & Results – Olympic Artistic Gymnastics

 

all-aroundという表現が気になりましたが、all-around と all-round は両方使われ、all-around がアメリカ英語、その他は主に all-round が使われるということのようです。

All-around, all-round - Grammarist

リオ五輪のサイトは all-around を使用してます。イギリスは all-round なのかというと、いくつか記事を見てみると、all-round だったり all-around だったりしてます。このテレグラフの記事などは同じ記事の中で all-round と all-around をごっちゃにして使用してます。

Max Whitlock wins bronze in dramatic individual all-round gymnastics final

もしかしたらイギリス英語としては all-round だが、種目名としては all-around と呼ぶこともある、ということかもしれませんが、ちょっとわかりません。混ぜこぜで使用してるということは、それほど深刻な違いではないようですが。

 

Artistic gymnastics が競技種目のいわゆる体操で、新体操は rhythmic gymnastics ですね。

 

総合種目、男子は

  • Pommel Horse (あん馬)
  • Vault (跳馬)
  • Rings (つり輪)
  • Floor Excercise (床運動)
  • Parallel bars (平行棒)
  • Horizontal bar (鉄棒)

女子は

Pommel がわかりにくいですが、刀の柄や、鞍頭という馬の鞍の手で掴む部分を指すようです。体操のあん馬では、pommel は胴体の上に出ているハンドル部分ですね。Pommel horse、あん馬はもともと馬の乗降の訓練から発展してきたそうです。

Janssen&Fritsen presents: History of Pommel horse, Artistic Gymnastics

 

跳馬の vault は「跳ぶ」という意味ですが、vault は別の意味の名詞としても時々見かけます。ヴォールトというカタカナ語でも使われてるでしょうか、アーチ型天井ですね。

 

取り留めないですが、身についてない表現が少しでも身につけばいいなという備忘録でした。

 

blanket ban

blanket ban

   全面禁止

blanket は毛布のことだが、ここでの品詞は「全部に通じる」「包括的な」という意味の形容詞。毛布で覆うように全部まとめて、という感じかな?

 

組織的ドーピングが認定されたロシアのリオ五輪への出場問題、 IOC (国際オリンピック委員会) は競技団体の判断に委ねるという形でロシアに対する blanket ban を回避したが、パラレンピックについては、IPC (国際パラレンピック委員会) はロシアへの blanket ban を決定した。

Russia to be banned outright from Paralympics, IPC confirms | The Guardian

Officials have issued a blanket ban on Russian athletes competing at next month’s Paralympics in Rio

 

taser

世界のあちこちで物騒な事が起こる今日この頃。今週水曜日の夜、ロンドン中心部の公園で男がナイフで周りの人を攻撃し、アメリカ人のご婦人が亡くなられ数人が怪我をしました。

http://www.bbc.com/news/uk-36972126

その公園とは Russell Square (ラッセル・スクエア) で、大英博物館の近くにあり付近にはホテル・B&Bも多く、またすぐ近くに大学もあり、お店がひしめき合って人が密集してるというわけではないですが、観光客も含め多くの人の行き来があるところです。私もこの辺りはよく知っており、気になります。

 

さて、事件のことではなくて、英語について。犯人が拘束された状況についてBBC記事 (上のリンク) にこう書かれています。

… police ordered him to stand still but he kept running.
He was then Tasered by officers.

警察は止まるよう命じたが犯人は走り続けた、そして犯人は警察に Taserされた。

Tasered? Taserって何??

またGoogle先生に教えてもらいました。

 

Taserは電気ショックで相手を麻痺させる武器ですね。その意味ではスタンガンと同じです。通常のスタンガンと異なるのは、スタンガンは電極を相手に押しつけますが、Taserはダーツのような電極が銃から発射されるため、数メートル離れたところから相手に接触することなく相手を麻痺させることが出来ます。ただ2個の電極(ワイヤーで銃とつながっている)が相手に刺さらないといけませんが。

こちらは製品の動画ですが、左は1回撃ってカートリッジを交換するタイプ、右は2回連続で撃てるタイプです。

TASER Smart Weapons: Reload Speed Comparison.

 

このタイプの武器をTaserと呼び、さらには

 taser 【動詞】 テーザー銃で撃つ

と動詞としても使われているようです。BBC記事にあった

He was then Tasered by officers.

は、犯人は警官のテーザー銃で撃たれた、テーザー銃で動けなくさせられた、ということですね。

 

なぜこの武器がTaserと呼ばれるのか。名前の由来は?

開発した会社の名前がTaserだから、この種の武器はTaserと呼ばれるようになったようです。(上の動画はTaser社サイトのものです。) 会社名が同種商品の一般名称 になっている例、日本語でいうホチキスみたいなものですね。さらに動詞にもなってしまっている点で、ゼロックスみたいなものでしょうか。今時コピーをゼロックスと呼ぶ人がまだ居るかどうか承知してませんが。

 

では社名のTaserの由来は?

Taserは、Taserを開発しTaser社を設立したJack Cover氏が命名したもので、彼が少年時代好きだった小説 "Tom Swift and His Electric Rifle" の中の架空の武器 "Tom Swift’s Electric Rifle" の頭文字を取ったようです。

Tom (A) Swift's Electric Rifile の太文字部分ですね。Tom SwiftはAというミドルネームは使用してなかったので、AはTaserという名前を作るために付け加えられたようです。レーザーのlaserに倣ったのかもしれません。(*)

 

なお動詞の形としては、原形-過去形として tase-tased、taser-tasered、両方あるようです。

 

*参考

1) What does Taser stand for? | Dictionary.com Blog
2) Fritinancy: How the Taser Got Its Name
ここでは後付けで小説の題名を当て嵌めた可能性も述べられてますが、コメント欄でJack Cover氏が "Tom Swifts Electric Rifle" から名付けたと言っていたと述べられてます。

 

ガイアの夜明け 2016.7.5 TOEIC 990主婦

7月上旬の「ガイアの夜明け」(テレ東)に、TOEIC 990の主婦が登場していたので、覚えている内にメモっておく。

英語の話ではなくて、一度挫折したビジネスマンや子育てなどで一度職場を離れた女性が、再び活躍できる場を持てる取り組みについての特集。

シリーズ「働き方が変わる」第13弾 人生、"再挑戦"から!

日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京

この中の2番目のトピック「"復職ママ"は戦力になるか!?」にTOEICママは登場した。番組サイトからの引用:

東京・世田谷に住む45歳の主婦。幼少時代を海外で過ごし、大学卒業後は大手電機メーカーで英語力を生かして海外案件に多く携わってきた。しかし、結婚後、夫の海外赴任のため退職。2人の子育てが始まり、主婦業に専念してきた。そして子育てがひと段落した去年から仕事復帰を考え、人材派遣会社にも登録。 しかし英語力を活かせて、尚且つ時短で働ける仕事はなかなかないという。また16年というブランクも大きく踏み出せない不安要素だった。

(上記番組紹介欄に写っている女性は別人)

日本は一度レールを外れると復活しにくい社会と言われる。女性の場合は出産や子育ての問題がある。番組では女性の社会復帰の試みとして女性人材ベンチャーのWarisが始めた「キャリアママインターン」という制度を紹介。提携企業で1か月インターンとして働き、その企業や他の企業への採用につなげていく様子を描いていた。

番組を紹介している別ブログも参考としてあげておく

ガイヤの夜明け|「もう一度働きたい」結婚や子育てのため仕事を離れたブランク主婦たちの挑戦 – シンプルな暮らし方

 

番組の中で女性が朝、子供を学校へ送り出したすぐあと、英語の勉強に取り組む様子が紹介され、3年前のTOEICで990をマークした認定証が写された。 

 

就職問題について言えば、TOEIC 990でも就職は苦労することには違和感ない。英語に関して現場で求められているのは英語を使ったビジネス力で、TOEICスコアではない。私は990をたまたま取れた程度の英語力でビジネス経験は乏しく、低収入で老後破産まっしぐらだ。

この女性の場合は「幼少時代を海外で過ごし」とあるから(番組中ではこのくだりは紹介されなかったが)、TOEICスコアを示すまでもなく英語は出来て、バイリンガルに近いのかもしれない。

彼女がインターンという形を経てにせよ就職できたのは、日本の大企業での実務経験が物を言ったのだろうと、私は思う。

 

就職問題とは関係なく、TOEIC 990スコアを見て私が一番思ったことは、TOEIC 990erはどこにでもいる、ということだった。定職に就いてる人とは限らない、主婦の中にも普通にいる(というか主婦レベルは高いだろうが)。

普段英語学習サイトやTOEICサイトを見ていると、990は特別なこと、すごく英語が出来ることと錯覚しそうになるが、そんなことはない。990erはいっぱいいるし、何よりも英語が出来る人たちはTOEICを受験しない人が多い。

TOEICの世界だけにとらわてしまわず、広く英語の世界を見る視点も忘れないように、と思ったのだった。