前記事で今年の目標として、検定試験や体力づくりについて書いた。これらが目標であることは確かだ。でもその目標に全力で、とは私は言えない状況ではないかとも思う。
もし私が20歳くらいの学生なら、それらに時間をかけてチャレンジするのもアリだろう。また30代40代で、本業の仕事が順調なら、つまりまず収入の発展が期待できるなら、語学やスポーツの目標は生活に幅を持たせることだろう。
私は気づけば、60歳が見える位置にまで来てしまっている。
会社員であれば、60歳が定年で希望すれば再雇用で65歳まで、というところが今は多いのだろうか。私は非正規雇用で、1年ごとの更新。60歳定年ではないが、収入は多くなく退職金も無く、死ぬまで働かないといけない。いつ雇用が切られるか、わからないながらも続いていたが、非正規が同一事業者で働く年数の上限が法制化され、私も現在のところは先が見えている。年金開始は65歳だが、それ以前に今の雇用は終わる。またそもそも、年金も10万ちょっとくらいのはずで、死ぬまで働かなくてはというのは、そういうことだ。
今年の目標として、語学学習するのはいい。が、目の前の学習にすべてが奪われ、すぐ数年後にやって来るクライシスを忘れてはいけない。というわけでタイトル。木ばかり見ていて森、Big picture、を見失わないように。
このような状況で、今後どうするのか、あまり具体的なことはまだ書かない。自分でもはっきりしていないし。
こうなることは10年以上前からわかっていたはずだが、結局いつも目の前のことに意識が奪われて、ここまで来てしまった。もっと言えば、17、8歳の頃から内面の苦しさでわーわー叫んでるのみで、ここまで来てしまった。
これが私の状況。この状況の中で、目の前の語学学習や趣味に取り組むこと、その日体験したちょっとイイこと悪いことなどを、ブログに書いていきたい。
この10年、昇給無しは辛かった (ボーナスはもとより無い)。すっかり心が折れたときもあった。でももうラストスパート。1日1日大切に。