独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

半袖走

夜中に半袖で走ってきた。10kmくらい。少し前まではランニングシャツの上に1枚羽織るかアームウォーマーをしていたが、今日は半袖でよさそうだった。やっと暖かくなった。先週末東京では桜が満開だったそうだが、横浜では一部開花といったところ。今週末が見頃になるだろうか。

NHK囲碁フォーカス 2017.Apr.2

Diana Garnet made a sensational debut on NHK Go Programme today.

NHK教育 (Eテレ) 日曜正午からの囲碁講座 (番組名「囲碁フォーカス」) の生徒役として、アメリカ生まれダイアナ・ガーネットさんが登場した。

前期最後の番組で予告されていた。

hidsgo.hatenablog.com

 

いやあ革命的。にこにこ😊明るく😊元気😊

 受け答えも楽しい。

「おっけー、えいっ(石を置く)」「了解です」「いぇーい!」「なるほど」

 

今日の番組では、彼女の紹介ということで、得意の歌のビデオ(津軽海峡・冬景色)やコスプレ写真も披露。しかも、もしやと思ってはいたが、英語ワンフレーズ講座も。伝統的に和食が続いていたところに、いきなりカラフルな洋食メニューが登場したような。(という比喩を出したものの、彼女はコーヒーが苦手らしい。)

 

彼女のプロフィールは上に引用した記事にも少し書いたが、こちらのNHKテキストをクリックすると、「試し読み」で彼女のインタビュー記事が読める。

www.nhk-book.co.jp

 

今日の放送と総合して簡単にまとめると、

ワシントンD.C出身、28歳。8歳のとき囲碁に出合う。高校のとき1年間日本に留学、囲碁部とテニス部に入る。アメリカに戻り日本語と歴史を学び、2011年3月再来日。震災直後だったが、日本の未来をサポートするため、その時にこそ行ったほうがいいと思った。2013年4月「のどじまん ザ!ワールド」(日本テレビ) 優勝。歌手・タレントとして活躍。趣味は囲碁、絵を描くこと、マンガ、アニメ、スノーボード、テニス、空手。

日本文化をこよなく愛し、うなぎ特に「ひつまぶし」が好きで「うなぎのタレは奇跡的においしい。世界の宝ものだと思う。」とのたまう彼女の今後に期待しよう。

 

pipe dream

pipe dream  空想的な (実現不可能な) 夢や計画

 

パイプでアヘンを吸いながら見るような夢、というのが語源らしい。

pipe dream - definition of pipe dream in English | Oxford Dictionaries

I'm a pipe dreamer. とか言って使えそう。

 

映画「ラ・ラ・ランド」(La La Land) の中で使われていた。

www.lalaland.movie

女優になりたくてハリウッドのカフェで働きオーディションを受け続けていたミア (エマ・ストーン)。しかしオーディションは悉く失敗、自分で企画した1人芝居も失敗したと思い女優を諦めるつもりで帰郷したが、その時別れたセブ (ライアン・ゴズリング) の元に彼女の1人芝居を観た事務所の人からオーディションへの誘いの電話がかかる。セブはミアの家に駆けつけるが、ミアはオーディションに行かないと言う。「自分には才能がない、It's a pipe dream 叶わぬ夢なんだ。」セブに説き伏せられ結局次の日彼女は彼の車でオーディションに行き、そして女優として成功の階段を登り始める。。

 

この時のオーディションで彼女が歌った「Audition (Fools who Dream)」という歌がまたいい。「ラ・ラ・ランド」日本語ホームページの予告編の1つに歌の一部が和訳付きで使われていたので貼っておく。全曲と歌詞は検索で。

 

映画館で入口に近い通路側の席に1人ぼっちで座るおじさん

って気持ち悪いね。哀れだし、年寄りだからトイレにすぐ立ちます、みたいな信号を強力に発信してる。なのにコーラ飲んでる。トイレ警戒して最初は口をつけるだけ、最後のほうではごくごくと。でもって、上映終了間近の「ラ・ラ・ランド」観て涙で顔面濡らしてる。なんでだよ。

 

以上今日の私でした。

 

petit mishaps ~ プチ事故

いろいろ事故レポを書いたので、もうちょっと些細なトラブル、切符を落としたとかATMから金を取り忘れたとか、(結果的に) 事故と呼ぶほどではないかもしれない、そんな出来事についても記録しておく。

 

こんなことは普通に誰でも時々経験するだろうし、わざわざ書いて誰得なんだと思って保留にしていたが、事故を含め最近頻発したということで、記録のためちょっと書いておく。

 

1. ホームで切符を失くす

横浜駅のホームで切符を失くした。電車に乗る直前に気づいた。ホーム売店で買い物したときポケットから落ちた可能性。そのまま電車に乗り、覚えていた番号の座席に座り、下車した名古屋駅で申し出る。駅員さんが新横浜駅に問い合わせると、その座席の切符が届けられていた。確認が取れたということで、改札を通してくれた。

ほんとは切符なしで乗車してはいけないのだろうけど、その時すごく急いでいたし、改札通ったから買ったのは確かだしと思って。ちなみに今は車内検札はない。それでも車掌さんに申し出るべきだったかもしれないが、事情は覚えてないが、降りた駅で対処すればいいと思ったのかもしれない。

 

2. 途中下車の乗車券を取り忘れる

名古屋近郊から横浜市内行きの乗車券で在来線に乗り、名古屋駅で一旦下車した際、自動改札で乗車券を取り忘れた (自動改札は途中下車を自動認識し切符を戻す)。新幹線改札に戻ったとき、特急券はあるが乗車券がないことに気づく。在来線改札で駅員さんに尋ねると、私の取り忘れた乗車券は保管されていた。念のためということで特急券と照らし合わせ、同時刻に同券売機で購入されたものと確認され、無事に乗車券は私に戻された。

 

3. コンビニATMで現金を取り忘れる

コンビニのATMで2万円引き出し、その後バイクで移動し用事を済ませ財布を見たところ、引き出したはずの2万円がない。その間財布はずっとカバンの中に入れられていた。ATMで現金を取り忘れた可能性が濃厚だった。

現金引き出しから約1時間後コンビニに戻り、店員さんに告げると店長さんに取り次いでくれた。店長さんはATMに付いている電話で、こういうお客さんがいると説明、私に受話器を渡した。ATMを管理しているらしい会社の女性が、どの銀行をいつ利用したか尋ねる。銀行名と、明細を持っていたのでその時刻を告げた。すると女性は、確かにその時刻に「取り忘れ」が記録されていると言う。現金は「取り忘れ」として処理され、私の口座の残高は引き出し前に戻されたとのこと。ATMで引き出した現金は、一定時間内に取り出されないと機械の中に戻され、「取り忘れ」という処理が行われるらしい。

 

4. 新横浜駅を寝過ごし品川まで行く

新幹線で下車予定の新横浜を寝過ごして品川まで行ったことがあった。在来線で横浜市内まで戻るのだが、追加料金は思ったよりも少なくて済んだことを覚えている。特急料金は新横浜までと品川までは同じで追加料金はない(乗車駅によっては異なることもある)。運賃も「横浜市内」から品川、品川から「横浜市内」を計算するということで、詳細は忘れたが、地図上で新横浜から品川、品川から横浜までを辿る距離よりは、運賃計算の距離は短くなるとのことだった。

ちなみに乗換検索で姫路からの料金を調べると、差は220円だけだ。

  姫路 → 新横浜 → 横浜 : 運賃 9,610円、特急料金 6,530円、計16,140円
  姫路 →  品川 → 横浜 : 運賃 9,830円、特急料金 6,530円、計16,360円

 


 

1は昨年後半、2と3は今年に入ってからの出来事。4は何年も前だがついでに入れておいた。

ポケットにモノをよく入れるので、切符やカギを落とすことは実はよくある。落としても大抵その場で気づくのだが。最近の鍵紛失は痛かった。ATM現金取り忘れは、よほど次の用事に意識が占められていたのだと思う。

持ち物が手元からなくなるとひどく動揺するが、ちゃんと届けられていて、社会への信頼感みたいなものがちょっと頭をもたげるのである。ATM現金取り忘れの件は、こんな仕組みになっているのかと、新しいことを学んだというちょっとした喜びさえあった。だから切符をなくしたり現金を取り忘れたりしても大丈夫、ということではないけれど。気をつけましょう。

 

鍵紛失

アパートの部屋の鍵を失くした。

 

ショックだった。鍵を失くすということ自体は、それほど珍しいことではないだろう。しかし、最近スマホを落としたりバイクで事故ったり、あといろいろ粗相が重なっていた状況だったので、自分オワタみたいなショックだった。

 

会社にスペアキーを置いていたので部屋に入ることはできた。スペアキーを部屋に置いていて入れなかったとしても、管理会社に連絡するか、あるいは今のところでは賃貸契約と一緒に契約している鍵紛失などのトラブル対処サービス会社に連絡して、部屋に入ることは出来たろう。それは問題ない。心理面でのショックが大きかった。

 

いろいろ余裕なかったしな。。

 

私の愛した携帯たち

特別お題「おもいでのケータイ」

私の愛した携帯を2機種とりあげる。エリクソン (Ericsson) T10sシャープ SH-03B。どちらも文字入力方法が好きで、こよなく愛した。

 

エリクソンT10s。16、7年前ロンドン滞在中に購入した。私が手にした最初の携帯電話だ。手の中に収まる小型サイズで、ボタン部分にカバーが付いているのが、デザイン的にも汚れや誤動作防止的にもいい。

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カバーを開けたところ。カバーの裏に、当時の自分の電話番号が書いて貼ってある。自分の電話番号を相手に伝えるとき、すぐにわかるように (笑)。いちおうボカしておく。

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日本では携帯メールが当初から発達したようだが、当時海外では専らSMSだった。Short Message Service。日本でも使うことができるが、相手の電話番号あてにテキストメッセージでやりとりする。”I’ll text you.”とか”Pls text me.”とか、textという単語がSMSメッセージを送るという意味で使われた。私もこの携帯を使って、いっぱいテキストメッセージをやり取りした。

この携帯のアルファベット入力方法が好きだった。通常は数字ボタンを何回か押す。例えば「2」のキーを押せば「A」、もう1度押すと「B」、「C」を出すには「2」を3回押す。「Z」を出すには「9」を4回押さなくてはならない。ところがこの携帯には左側面にUPとDOWNの2個のサイドキーが付いていて (下図赤丸)、通常はボリュームとして機能しているが、文字入力時にはショートカットキーとして機能した。

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UPキーを押しながら数字キーを押すと2番目の文字、DOWNキーを押しながら数字キーを押せば3番目の文字が入力できたのだ。例えばUPキーを押しながら「2」を押せば「B」、DOWNキーを押しながら「2」を押せば「C」が入力できた。携帯を左手に持ち、左親指でUPまたはDOWNを押しながら右手で数字を押していけば、大抵のアルファベットは1回キーを押せば入力できるという優れものだった。

「7」と「9」には4文字のアルファベットが割り当てられていて、このときDOWNキーを押してジャンプしたのが3番目の文字か最後の文字かは覚えていない。が、最大2回押せば入力したい文字には到達できたはずだ。大文字小文字の切り替えは、「*」だったかを押して行う。また、UPキーを押しながら数字を押せば、順方向に文字は移動し (A → B → C)、DOWNキーを押しながらは逆方向に文字が移動した (C → B → A) ようにも思うが、はっきりと覚えていない。

いずれにしても、文字入力は超便利で早かった。

 

日本に帰国して携帯を使い始めたが、文字入力が煩わしかった。同じキーを何回も押さなくてはならず、どうしても馴染めなかった。

携帯ショップの店員さんに、以前こんな入力方法で超便利だったんですけどと、T10sの方法を、もしかしたら実機を見せながら、説明して、こんな風に簡単に入力できる携帯はないですかねと聞いて回ったこともある。何言ってんだこのおっさん、みたいなあしらわれ方をされたこともあったが、そうやって入力できると便利ですねと言って、物分かりのよい応対をしてくれた店員さんもいた。が、サイドキーを押す機種はなかった。

もちろん2タッチ入力をマスターすればよかったし、逆トグルできる機種もあったようだが、どうにも馴染めなかった(2タッチ入力をマスターしようとしなかった怠慢といえばそうなのだが)。長いメールはPCメールを使うか、もし携帯から返送する必要がある場合は、PCで打って携帯に送ってから転送なんてしてた。

MOVAFOMAを1台ずつ経験した後だったろうか、次の機種に変更した。

 

シャープSH-03B。当時の携帯の中では画面は大きいほう。

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この携帯を選んだ理由は、前機種がシャープで操作が慣れてるからということもあったが、何よりもキーボード付きだから。スライドさせるとキーボードが出てくる。じゃーん。

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直接キーボードで入力できるようになり、入力ストレスはぐっと減った。

今はスマホQWERTY入力を使用している。でもスマホ画面の入力キーは小さく、触り間違いもよくある。また画面を不意に指が軽く触れてしまうだけで反応して、訂正しなければならないこともよくあることだ。

ところがこのSH-03Bのキーボードのキーは小さすぎないし、液晶タッチではなくキーを軽く押す方式なので、触っただけで間違って入力ということもない。今再び手にして押してみると、手に馴染み、とても使いやすい。官能を刺激する心地よさだ。いつまでもいつまでも触っていたい。

私の思いを容易に伝達したT10sSH-03B。私の愛した携帯たちである。

 

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