hidsgo’s diary

56歳独身男(結婚暦なし)の存在していた記録

Bridget Jones: Mad about The Boy

先月本屋で「Bridget Jones: Mad about The Boy」が平積みされているのを見つけ、即購入した。Bridget Jones の続編が出ているとは知らなかった。どうやら昨年 (2013年) 出版されペーパーバックは今年4月に出たようだ。前の2作「Bridget Jones's diary」(1996年) と「Bridget Jones: The edge of reason 」(1999年) は読んで楽しんだので今作も読んでみようというわけだ。

Bridget Jones: Mad About the Boy

Bridget Jones: Mad About the Boy

 

読み始めてまずブリジットが50歳代になっているのに驚いた。しかし thirty something singleton (30代独女) でデビューした diary から17年後の出版だから当然といえば当然だ。作者のヘレン フィールディング (Helen Fielding) は1958年生まれということで、ヘレンもブリジットも自分と同世代なんだと改めて認識した。

しかしもっと驚いたと言うか当惑したのは、ブリジットがシングルマザーになっていること。前作までにやっとの思いで結婚した旦那のマーク ダーシー (Mark Darcy) はなんと亡くなっている。どうやら病死ではないことらしいことはわかるのだが、どうして死んでしまったのか最初のうちは知らされず、もどかしい。実は、亡くなった具体的状況は3分の1くらい読み進んだところでわかるようになっています。

というわけで、幼い2人の子供の世話と、脚本家としての仕事と、そして新たなロマンスとの間で、相変わらずドジなブリジットのドタバタが展開していく。ある toy boy との関係が続いたあと、最後のほうで話はまた急に動いていく。いつもの text message (SMS) に加えツイッターが登場するなど、相変わらず私たちの今の時代を反映した設定となっています。

書評をざっと見てみると、どうやらマークを殺してしまったことに批判が噴出したようですね。私としてはしかし、ペーパーバックを読む目的の60%は英語学習で、話はそれなりに楽しめればよいということで、話を楽しみました(*1)。作者としてはシングルの現代人をモデルにしたかったのかもしれませんね。私も独身の側に立っているし。もっともシングルマザーとは全然立場は違うけれど。将来作者が第4作目を書くかどうか、65歳のブリジットとか、ちょっと関心がわいた。

英語レベルは普通、日記形式で主語の I や It が省略されている文が多いのは Bridget Jones シリーズを通じて同じ。辞書を引いてみて英国スラングが多いことに改めて気づく。有名人の名前など実在の固有名詞も多く登場するが、日本語の本を読む場合でも同じだが、固有名詞の意味するところとか、或いはいろいろな言葉や言い回しのニュアンスとかユーモアとか、わかる程度に応じて読むおもしろさも増すわけだが、わかる範囲で読み進めればいいだろう。

そもそも Bridget Jones は Jane Austen の「Pride and Prejudice」をベースにしていて、旦那の Darcy という名前もそこから来ているし、1995年頃はBBC で「Pride and Prejudice」が放映されるなどちょっとした Jane Austen ブームだったことも影響あるだろうが、私もそうだが「Pride and Prejudice」を読んでなくても Bridget Jones は楽しめる。

(*1) Bridget Jones の第3作がどんな話の展開かということを楽しんだのだが、私自身は実は恋愛ものを見たりするとちょっと心が痛むという状態が続いている。

追記: 次記事にこの本の英語についてほんの少し書いた