Summer solstice、夏至です。
この solstice という単語、summer solstice と文章に出て来れば「夏至」と認識できますが、きちんと覚えていなくて、何も見ないでこの単語を書くことはできませんでした。読めるけど書けない漢字みたいな。solicitという別の単語があって、こちらは solicit (懇願する) という動詞あるいは solicitor (イギリス語で弁護士) としてよく出てくる単語なので覚えていて、夏至は何となく solicit みたいな形くらいにしか覚えてなかったです。
solstice
from sol "sun" + sistere to "stand still"
sol は solarという単語でおなじみの太陽のこと。残りはstand stillの意味で、最高点に達するから「立ち止まる」ということでしょうか。ちなみにsolicitはよく見ると形も似てないですが、語源的にも全く関係ない語です (sollicitus "anxious")。
sol + stice、綴りを覚えておきます。
ところで今年の夏至には、イギリスの Stonehenge (ストーンヘンジ) に23,000人が集まって日の出を拝んだらしいです。
このニュースを見て、あれっと思いました。ひと昔前(10年くらい前とか)は、もっと少ない群衆が集まって踊ったりしてたはずと思ったので。どうやら、1984年以前はお祭りや儀式が行われていましたが、1985年から1999年はアクセスが禁止され、しかし2000年から規制が緩和され、ドルイド教などの参加者、管理するEnglish Heritage、警察が歩み寄り平和的祭典の道を歩んでいるようです。(よく読めてませんが、2014年の記事です。)
いろいろ検索してみると、2005年には20,000人くらい集まってたらしいから、ひと昔前は少ない群集という私の記憶は、2000年前後のものか、写真やニュースでごく一部の少人数が写っているところからきたものでしょう。
もう1つおやっと思ったのは、BBCの記事では今年の夏至が6月21日になっていることです。日本では今年の夏至は6月22日でした。夏至というのは、太陽が黄道上の夏至点に達する時で、今年は日本時間で6月22日午前1時39分らしいです。英国(夏時間)では6月21日午後5時39分になります。国により夏至の日が異なることがあるわけです。