今週7月19日(火)、イギリス各地で過去最高気温を記録した。リンカーン州コニングスビー(Coningsby)で40.3℃。ロンドン近郊ヒースロー(Heathrow)でも40.2℃を記録。イギリスの過去最高気温は2019年の38.7℃で、初めての40℃越えとなった。
自分は20年ほど前にイギリス(主にロンドン)を経験しただけだが、ロンドンで30℃を越えるとかなり暑いと言える。夏場は暑いが日本ほど気温は高くないし、なにより日本のような蒸し暑さはない。検索すると平均最高気温は23℃らしい。そして夜はひんやりするので、旅行に行くときは長袖と上に羽織るものが欠かせない。そんな気候のため多くの住宅にはエアコンがない。ロンドンで30℃を越えることはたまにあるが、数字を見るだけでくらっとするくらい暑い日だ。なのに40℃越えとは!
当時30℃くらいになった日、ロンドン中心部レスタースクエアのお店に貼り紙が貼られていた。「エアコンは壊れています。」イギリスらしいなと思った。日本ではエアコンは必需品でメンテは欠かさないであろうし、そもそも壊れることはあまりないのでは。でもこのお店のエアコンは壊れている。普段使ってなかったか暑さで過負荷になって壊れたのかはわからない。ただ技術面で進んでいるところもあるが抜けてるところもある、日本のように何事もスムーズに動くわけではないという、イギリスに対して持っていた見方に合致する例として、イギリスらしいなと思ったことはよく覚えている。
It's scorching hot!
scorchingという単語を覚えておくと暑いときに使えます。
