独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

おしゃべりがうるさい件(2)

前記事に関連して。

近くで誰かがしゃべり続けていても苛立たない場合もある。いろいろな場合があろうが、以前こんなことがあったということを記しておく。

2年前の年末、名古屋へ向かうため新横浜から新幹線に乗車した。私は3人掛けの窓側席だったが、その通路側席に、ろれつの回らぬ話し方で真ん中席連れの男性に話をしている男(以下、C)がいた。Cはどうやら社会適合がやや困難なようで、例えばこの場合は車内で数時間静かに過ごすということが難しい人のようだった。車内は満員で、他の乗客はモバイルを操作してるか本を読んでるか寝てるかという中で、Cの大きな声が響き続けた。苦情が出たのか一度は車掌さんが来て、Cと連れにもう少し抑えるようにお願いしが、Cは車掌に文句を言い、振り回した手がCの弁当箱に当たり床に落ち、車掌がティッシュで散乱した食品を拾うがCは車掌にやめろと言って小突く、なんてトラブルもあった。またある時はCが連れの男性越しに私の肩を掴んできたが、連れが適応に取りなした。どうやらCと連れは東北の建設現場で働いていて九州まで新幹線で向かっているようで、連れは彼に同伴することに慣れているらしく、困った様子を見せず私に「漫才だと思ってください」などと言っていた。私は別に漫才とも思わなかったが、気に障ることもなく、私は別に気にしてないと連れの男性に言って、淡々と本を読んでいた。

こういうことはよくあることで、長々と書くことでもないかもしれない。ただこの頃は前記事の職場でのうるささに悩まされていた時で、本に目をやりながら、職場ではイラ立たされる、でもここではイラ立たされない、ということにぼんやり思いを馳せていて、印象に残っている出来事だった。

 

若干分析。どうしてこのときはイラ立たなかったのだろう。片や職場の問題、片や自分は1時間余で下車する新幹線車内の出来事、比較はできないかもしれない。新幹線の例の場合は、あの人は世話してあげないといけない人だと、最初に見て取ったためかなとも思う。でもいろいろ考えるとそれだけではないようだ。前記事にも記したが、やはり相手との人間関係によるのだと思う。自分に理解を示している人の声はあまり気にならない。新幹線の例の場合は、理解ではないが、攻撃して来ることはないし全く無関係。職場の場合はちょっと違うかな、と。

もう少し書きたい気もするが、この事案、ほじくり過ぎてかえって深刻化させてるみたいなので、これくらいで。あと1分析を1年以内くらいに加えるかも。ともあれおしまい。