独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

horticulture、haberdashery

英単語記事。

horticulture と haberdashery。この2つの単語は、意味においても語源においても関連はない。ただ私の中では組になって意識されている。それは、

 

 hで始まるちょっと長めの単語で、なかなか覚えられない単語

 

という点で。ただそれだけ。全くしょうもない。だから一緒に取り上げるのは私だけに意味があることで、すみません。

 

どちらも頻繁に見かける単語ではないが、すごく難しいとか滅多に使われないというわけでもなく、たまに見かける。

文章の中で目にすれば何となくの記憶と文脈により意味はわかるが、単語だけ出されて意味がわかる自信がない。また綴りをきちんと覚えていないので、何か参照せず書くことができない。

 

それぞれの意味を見てみる。

 

horticulture 園芸

agriculture は「農業」で horticulture は「園芸」。それぞれが意味するところは英語でも日本語でも大体同じで、農業は大規模な穀物や野菜の栽培。園芸は小さい面積での果物や花の栽培あるいは鑑賞のための植物栽培で、身近なところではガーデニング

horticulture はラテン語で「庭」を意味する hortus に agriculture の culture (耕すという意味) を組み合わせて出来た言葉ということで、hortus と「園」が対応しているともいえる。

 

haberdashery 

こちらはちょっとトリッキー。イギリスとアメリカで使用される意味が異なる。

イギリス: 裁縫道具、手芸用品  (小間物)

アメリカ: 紳士服

 

私はイギリス英語の「裁縫道具、手芸用品」の意味で覚えていた。糸、針、ボタン、そんな類の品々の総称だ。ロンドンはオックスフォード・ストリートにあるデパート、ジョン・ルイス (John Lewis) の店内案内ページを見てみると、

 

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Oxford Street Store Guide | John Lewis & Partners

 

FLOOR 4 (イギリスの4階つまり日本語の5階) に Haberdashery & Crafts という項目がある。裁縫・手芸関係はここで売ってますというわけだ。ジョン・ルイスを訪れた際に店内表示で見た覚えがあったのでホームページも見てみたわけだが、haberdashery はこうやって案内に使われるくらい、ごく一般的な単語であるともいえる。覚えておきたい。

 

記事にしたのはこんなきっかけ。さきほど horticulture という単語をたまたま見かけ、それは園芸であることはわかったが、最初に述べたようにこの単語と組になって意識している、haberdashery が思い出せなかった。裁縫道具を意味する単語であることは覚えていたので、例えば英辞郎で裁縫や手芸など入れても出て来ない。後からわかったが辞書には「小間物」として登録されているから。「小間物」は私の使用語彙にはなかった。。そこでGoogleで threads, needles など組み合わせたり、うろ覚えの綴りを入力して検索してるうち、どこかのページに haberdashery が載っているのを探り当てた次第。

 

記事を書くにあたりちょっと調べて何回も単語をタイプしたので、もう忘れないぞ。