全力、ひとり

コミュ障57歳独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

ノイキャンイヤホン

7月と8月に飛行機の移動が国内線と国際線で1回ずつあった。国内線は1時間半ほどだが、国際線は10時間ほどのフライト。そこで活躍したのがノイズキャンセリング イヤホン (以下ノイキャンイヤホン) だった。噂には聞いたことはあったが、使用したことはなかった。昨年飛行機内配布のイヤホンで映画を観たとき、ノイズでセリフがよく聞こえなかった。

映画「ダンケルク」を観たあとに「人生はシネマティック!」 - 全力、ひとり

 

今夏飛行機に乗る前に急遽Amazonでポチっとした。

いやぁ別世界だね。普通のイヤホンだとグァーというノイズ音が常に背景にあるが、ノイキャンイヤホンだとノイズが消えてまるで静かな部屋で映画を観たり音楽を聴いたりしているかのようだ。

私が購入したのは、Decoka DK100という機種だった。(リンクを貼ろうと思ったが現在在庫切れとのことでリンクが切れている。)Amazonノイズキャンセリング イヤホンで検索して、それほど高くないものから選んだというだけ。イヤホンと飛行機用のアダプタで4,800円だった。もっと高価な高級機種はより優れた性能なのかもしれない。しかし今回の機種でノイズキャンセリングは十分に機能した。

これからは飛行機の中で観た映画の記事で、「ノイズで英語が聞き取れなかった」ってもう言い訳できなくなるわw。

 

スイス ベルン ~ 熊

昨年9月のスイス旅行記を今になって記す。

以前メルボルンの記事を書いたとき、「オーストラリアの首都はどこか」という問題を出した。それと同程度に難しいのが「スイスの首都はどこか」だろう。同程度に簡単というべきかもしれないが。つまりスイスもオーストラリアも首都とは別にメジャーな都市があり、そっちが首都と思う人がいるだろうからだ。オーストラリアはメルボルンシドニー。スイスは東にチューリッヒ、西にジュネーブという有名都市がある。これらはいずれも首都ではない。もっとも、スイスと聞いてすぐチューリッヒジュネーブの名前が出てくる人は、おそらく首都も知っているだろう。地理に疎い人というのは、スイスの都市の名前もおぼつかないだろうから。とはいえ「スイスの首都は?」と聞かれてすぐさま「ベルンでしょ?」と瞬殺するのは、全く愛想がない。相手を見下しているようでもある。だから「えーどこだったかなー、チューリッヒ?いや、ほら、あの国連本部のあるとこ、ジュネーブ?えーわかんなーい」と困った笑顔を見せ、「ベルンだよ」と男に言わせて、「そっかーベルンかー」とキュンキュンかわいく知らなかったぶりっ子して頭ぽんぽんされる女性が多数いるのである。いるかどうか知らないが (おっさん妄想乙)。

ともあれスイスの首都はベルンだ。そして東のメジャー都市チューリッヒや西のメジャー都市ジュネーブではないということが、首都がベルンである1つの理由だ。つまりチューリッヒはドイツ語圏の中心都市、ジュネーブはフランス語圏の中心都市。ベルンはドイツ語圏ではあるがスイス中央やや西、フランス語圏近くに位置している。都市の規模もチューリッヒジュネーブより小さく、ここを首都にすればドイツ語圏あるいはフランス語に偏らず、政治的に都合がよいわけだ。

 

前置きが長くなったが、ベルンを昨年9月に訪れた。初スイス、初ベルン。チューリッヒから電車で1時間、小ぢんまりしたアーレ川に囲まれた石畳の旧市街は、街全体が世界遺産に指定されている。

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画像はwikipediaより転載

ベルンという名前はドイツ語 Bär、英語の bear、「熊」に由来する。中世のこの街の創立者が狩りで熊を仕留めたという説がある。

市章にも熊がシンボルとして表されている。

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画像はwikipediaより転載

 

そんなベルンには、熊公園がある。以前は狭い場所に閉じ込める形で飼っていたが、批判が高まり、2009年にアーレ河岸のオープンスペースを利用する形で再開園したらしい。熊を間近で見ることができる。

のそのそ歩いてたり

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お休みしてたり。

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川岸に降りると、同じ高さで見ることができる。

お、気づかれた。

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俺ってイケメン?

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2匹で迫って来る。なかなかの迫力。「お前はなぜ独りなんだ?」と言ってるかどうかはわからない。

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熊のいる川辺の公園の反対側を向けば、川の対岸に旧市街を眺めることが出来る。いい感じだ。

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公園を出て、アーレ川にかかる橋へ登る途中、道端のテーブルの上で猫がすやすやお休みしてた。世界のいずこでも猫は平和だ。

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足に自信がある向きは、バラ公園まで足を伸ばすのも良いだろう。美しい旧市街地が一望できるらしい。私は時間がなかったので行けなかった。

 

橋を渡り市街を駅方面に歩いて行く途中、とあるお店の前に熊を偶然見つけた。

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ベア・ドールの世界。かわいい! インスタ映え! インスタじゃないけど。

vom Passというデリカテッセンのお店だった。日本にもお店があるようだ。

入口の両側に別々のベア・ドールの世界が作られていたが、写真を失敗してこの1枚だけ。でもこの写真、とても気に入っている。おそらく昨年自分が撮った写真で、一番のインスタ映えじゃないかと。インスタじゃないけど。

以上、ベルンの名前の由来となった熊をテーマにしたベルン訪問記。

 

私のベルン訪問はまずバスで郊外のパウル・クレー美術館に行き、そのあとバスで熊公園まで戻り、そこからぶらぶら旧市街を駅方面へ戻ってきたのだが、なかなか良いコースだった思う。

パウル・クレー美術館はパリのポンピドー・センターや関空を設計したレンゾ・ピアノによる設計。デザインに特に興味のない向きも、ちょっと足をのばして行ってみて無駄ではないと思う。

www.myswitzerland.comベルン駅前から12番バス Zentrum Paul Klee 行きで15分ほど。駅に近いほうの12番バス乗り場は反対方向のLänggasse行きなので、道路を渡った向こう側のバス停から乗る。

帰りは12番のバスで熊公園(Bärenpark)で降りる。そこから駅までは1.5kmほど。その間に、大聖堂、アインシュタイン・ハウスなどなど観光スポットがある。

 

インターネッツ歴

今週のお題「わたしのインターネット歴」。インターネットを使用して20年以上になる。正確には22年か23年だろうか。当初ブラウザはNetscapeだった。それ以前にLynxMosaicなどのブラウザがあったと聞くが、どんな感じか試したことはあったかもしれないが、既にNetscapeが主流となっていた。

HTMLの本を買って自分の簡単なホームページも作った。当時のサーバーはとうの昔に消滅したため、そのホームページはもう存在しない。しかし今試しにwebarchiveに当時のURLを入力すると、ちゃんと保存されていて表示される。webarchiveすごい。はてなブログを書く時、見たまま編集ではうまくいかない場合にHTML編集でいじることが出来るのは、その当時HTMLをかじったからではあるが、その本に書いてある程度の基本タグを使い方レベルから進歩していないのも事実である。

検索エンジンはあれこれ使ったが、2000年前後は主にAltavistaを使用し、次候補としてHotbotを使用していたようだ (webarchiveに残る自分のホームページに検索エンジンへのリンクとしてこの2つを挙げている)。その後2001年か2002年だった思うがGoogleというのが凄いという噂を聞きつけ、Googleに乗り換えることになった。Googleをブラウザのホームページに設定していた期間が10年以上はあったと思う。しかし、何でもすぐにGoogle先生に聞きますみたいな自分をちょっと恥ずかしく思うようになり、最近は会社では違ったページをホームページに設定している (そんな理由か!)。まあ検索バーがあるからすぐ検索できるのは変わらない。

もともと引っ込み思案なところのある私がネットに嵌るのは自然だったろう。寝る時間以外は2ちゃんねるという時期もあった (いつか記事に書く)。私のブログに時々2ちゃん語が登場するのはそのためだ。一方でブログを書き始めたのは、はてなブログつまりこのブログが最初で2014年から。人との交流が少ないため言いたいことが腹の中にたまっていたに違いないが、ネットに嵌っているわりにブログを書き始めたのは遅い。そのことは、自己表現しない或いは自分の意見をはっきり言わないという自分の性質を顧みれば矛盾しない。

人との交流が少ないがため他の人は私の存在を知らない。または私が何を見て何を思っていたかを知らない。自分でも忘れてしまう。だから書き残したい。もっとズケズケとブログを書いていけたらなあ。

 

釧路観光(3) ~ 霧フェス

今回の釧路旅行ではよく食べた。マラソン前はカーボローディングの名のもとに回転寿司。マラソン後は完走祝いの名目で、ひとり炉端焼きなど。そんな中釧路の夏祭り霧フェスでも食を味わった。

霧の街釧路。7月終わりに霧フェスティバルという夏祭りが開催される。通称、霧フェス。ホテル近くが会場だったので、のぞいてみた。

たくさん屋台が出ている。

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地産地消ということで、地元食材のメニューも多い。

牡蠣

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阿寒ポークチャップ

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「河むら」の釧路ラーメン

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釧路ラーメンは店舗でも食べたが、細麺のうすいしょうゆ味。質素で奥深い味わい。

 

会場横には自衛隊補給船「ましゅう」が接岸され、一般公開もされていた。

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ラソン前日だったため私は昼間の会場を訪れただけだったが、霧フェスのメインイベントは夜のレーザーショーらしい。霧が出ていればそれだけレーザー光線が映えるわけだ。

www.walkerplus.com

 

余談。昼間の霧フェス会場は中高生とおぼしき若い人たちで溢れていた。高校生らしきカップルとすれ違ったとき、女の子がスマホでプログラムを確認しながら

「えっと6時からは、じょーい太鼓だって」

と男の子に話すのを耳にした。いやお嬢さん、それ攘夷じゃない、蝦夷です。北海道のことです。外国人排斥太鼓なんか演奏したらイベント即中止、関係者謝罪ですよ。男の子は何も突っ込まなかった。多分次はどこに行って何をしようかで頭がいっぱいで、ちゃんと聞いてなかったのだろう。

じょーい太鼓。思い出すたびにほのぼのとした気分になる。

おじさんが「じょーい」と聞いて連想するのはこれだけどね。

middle-edge.jp

釧路の話からそれたが、マラソンを走っているときも「じょーい太鼓」を思い出して心が和み、苦しさを乗り切れたというのは40%くらい本当だ。

 

釧路観光(2) ~ 霧と湿原

というわけで前記事に続き釧路観光の続き。

 

1. 霧の街釧路

釧路といえば? 釧路といえば何だろう?

横浜といえば中華街、名古屋といえば名古屋城みたいに、ある街には直結するイメージとなるモノがある場合が多い。釧路の場合は何かあるだろうか。もちろん関心事は人により異なり、ラーメンであったり湿原であったりするわけでそれはそれでよい。釧路の場合どうやら総合的に見て代表的なものは、「霧」のようだ。

釧路と言えば霧。霧の街釧路。霧は特に夏に多いらしい。

何でも太平洋高気圧の南風が本州の東の海上を北に向かって流れていくとき、暖流(黒潮)の上を通るから温かい湿った空気となるが、三陸沖からは寒流(親潮)の上を通るため冷やされて水蒸気が発生し霧となり、それが釧路に流れ込むということらしい。

釧路湿原自然再生プロジェクトデータセンター - 釧路湿原記事集-釧路地方の霧発生の仕組み

 

今回実際に経験した霧。

下左は宿泊したホテル(*)の窓からの昼間の風景。フィッシャーマンズワーフMOOを眼下に、その背後に釧路川、左側にベージュ色のホテル・ラビスタが見える。

下右は朝の風景。左の画像と見る角度が多少異なり注意しないといけないが、MOOはわかるが、釧路川はかろうじて見える程度。直線距離で260m先のホテル・ラビスタは輪郭が分かるくらい。

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霧の街を実感。

* 今回は全日空ホテルに泊まった。マラソンを申し込んだ直後にどこか安ホテルを予約すればよいものを、行く日が近づいてからホテルを予約しようとするためどこも空いてない。全日空ホテルも「じゃらん」では空いてなかったが、航空券とホテルがセットの全日空「旅作」ではまだ部屋が予約できるようだったので、全日空ホテルにした。

 

2. 釧路湿原展望台

釧路湿原ラソンの前日、釧路湿原展望台を訪れた。マラソンコースの湿原を高台から眺めておきたかったからだ。

釧路駅バスターミナル15番乗り場から、8:55発「グリーンパークつるい」行きバスに乗る。

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バスの時間と行き先はあらかじめ調べておこう。バス停の時刻表を見てもどのバスが展望台に行くかすぐにわからないし、たしか私が乗ったバスの行先表示には展望台とは書かれてなかった気がする。時刻表は阿寒バスのホームページにわかりやすくまとめられている。

鶴居線・幌呂線 [市立病院⇔釧路⇔湿原展望台⇔鶴見台⇔鶴居・新幌呂] - 阿寒バス株式会社

40分ほどで釧路湿原展望台に到着。 

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展望台は有料(470円)。内部は湿原についての説明や展示。湿原の魚であるイトウやイワナもいる。

屋上から外を眺めることが出来る。

ラソンコースでもある湿原道路付近をズームアップしたところ。画像中央付近から右下へ湿原道路が伸びている。

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マラソン記事でも書いたが、この道路を境に左側が釧路湿原国立公園で、湿原として管理されている範囲。中央左奥に、マラソンスタート地点の湿原の森アリーナの白い建物が見える。(帰宅後に画像を拡大してわかった。)

展望台周辺には、約2.5kmの散策コースが設けられている。展望台内にあった周辺ジオラマ

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散策コースは無料。左回りに歩くことにする。

木立の間を歩く。

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揺れるつり橋。

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上りもある。

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やがてサテライト展望台に到達。展望台屋上よりもこちらのほうが湿原の眺めは良い。

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釧路湿原

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たしか薄い緑色の平らに見える部分はヨシで、濃い緑色の部分はハンノキ。(ガイドさんがツアーグループに説明していたのを又聞きしたうろ覚え。)

 

バスで来た人は、散策コース出発前にバスの時間を確認しておこう。普通に歩けるならば、ゆっくり歩いて1時間見ておけば大丈夫だろう。9:40頃展望台に着いた私は、展望台で25分くらい過ごし、散策路で45分くらい過ごしたのち、11:06発バスで釧路市内へ戻った。

この散策コースはGoogleストリートビューで一周することも出来るようだ。

 

釧路観光(1) ~ くしろ水族館ぷくぷく

釧路湿原マラソンに参加するため、初めて釧路を訪れた。初めての道東でもある。もう少し休みを取っていれば阿寒湖や摩周湖に足を伸ばしたろうが、今回は釧路のみ。訪れた場所などを記録しておきたい。

 

まずは「くしろ水族館ぷくぷく」。今年7月5日にオープンしたばかりの海産物店「釧之助」本店内にある。

www.sennosuke.net

今まで道東には水族館は標津町に「サーモン科学館」があったくらいで、こちらは釧路初の水族館となる。

訪れた感想をひとことで言うならば、「インスタ映えする水族館」。小さな水族館だが、愛らしい海の生き物たちが見て楽しくなるように展示されている。お触りコーナーもある。

 

釧之助 (せんのすけ、と読む) 本店に入ると、どデカい円筒型水槽が目の前に現れる。

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エイちゃんのお出迎え

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2階からも眺めることが出来る

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この円筒水槽は店の吹き抜けホールにあり、見るのは無料。

 

水族館入口は2階。入場料大人1人800円

美しい熱帯魚たち

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愛らしいチンアナゴちゃんとニシキアナゴちゃんたち

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クラゲも美しく演出されてる

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写真を撮ってないが、水族館中央にはイワシの大群コーナーがあり、出口前にはプール内の海の生き物を手で触ることができるコーナーがある。

オープンしたばかりでガイドブックにも載ってないが、釧路でちょっと楽しめる場所になるだろう。規模は小さくて、800円を高いと思うか適当と思うかは楽しみ方次第。

 

お店はガラス張りの外観。1階左側は海産物店、2階左側に水族館、右側は1、2階ともお食事処。地元の人にとってはよく知られた釧之助というお店で海鮮ものを買って食べて、そのついでに水族館も楽しめるというわけだが、水族館だけでも面白い。

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場所はイオン釧路店の南東斜め向かい。このイオンにはシネコンがあり周囲にはいろいろお店もあって、地元の人は車でよく行くところであろう。車がない人が昼間1時間に1本のイオン釧路行きのバスかタクシーになるだろう。 

ちなみに釧路初訪問の私がなぜガイドブックにも載ってないオープン間もないこのスポットを知ったか。実は急遽買い物がしたくてイオンにタクシーで向かった際、釧之助の前で運転手さんが「ここが面白い」と勧めてくれたから。

 

釧之助ホームページ。各種案内はこちらに。

www.sennosuke.net

 

第46回釧路湿原マラソン 30km (2018年) ぎりぎり完走

先週の日曜日に第46回釧路湿原ラソン30kmの部に初参加し、制限時間3時間40分のところ、3時間39分で無事完走した。

今年からフルマラソンに復帰しようと思っている。復帰って別に陸上選手じゃなく、フルマラソンを5時間前後で走ればよしとする単なる市民ランナーではあるが。フルマラソンの練習のためにはハーフだけでは不足で、30kmくらい走る練習が必要になる。しかし真夏の首都圏で30kmランは難しい。釧路湿原ラソンは30kmを真夏に走ることができる利点がある。釧路の7月下旬の平年最高気温は20℃!! 首都圏の最低気温よりも、釧路の最高気温のほうが低い。避暑を兼ねて行かない手はない。また私は道東を訪れたことがなく、釧路のマラソンは前から参加したいと思っていた。

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釧路は涼しいかと思いきや、今年は台風12号の影響かマラソン当日の最高気温は24℃。そして湿度100%。動かなくてもジトっとした暑さで、動くとすぐに汗ダラダラ。さらに南風が強く、コースのところどころで向かい風になるタフなコンディションだった。

私は昨年11月にハーフを2回走ったものの、ハーフ以上の距離を走ったのは2013年のフルマラソンまで遡る。30km走れるか、しかも制限時間内で走れるか甚だ疑問。制限時間は3時間40分で、全体を7分/kmなら3時間30分なので、とりあえず7分/kmを目安にすることに。

朝8時ごろ、準備中の競技場。スタートは競技場の外から。

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9:30AMスタート。制限時間ぎりぎりで走るつもりだったので、スタートラインまで何分かかるかが影響しそうだったが、実際は成り行きで半分より前に並ぶことになり、スタートラインまで18秒だった。参加者数が多くない(下記参照)ので、後ろの方でも1、2分ではないかと思う。

スタート直後は周りのランナーは速いし、自分も前半は速めで貯金をつくっておきたかったので、6分半/kmのペースで走る。

5kmを過ぎ新釧路川堤防へ。

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10km手前で新釧路川を渡る。橋の上は風が強く速度が鈍る。そしてほぼ直線の釧路湿原道路へ。

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だぁーと広がる湿原の中を走るイメージがあったが、湿原道路は送電線が並行し両側に木立がある部分が多く、視界が開ける場所は案外少なかった。風景が変わらないから足が止まるということはあるが、それは大自然の中を走る仕様ということで。右側をこちらに向かって歩いているのはウォーキングに参加した人たち。

10kmあたりで折り返してきた先頭のゲストランナー川内選手とすれ違う。手を振って声援。折り返しコースの場合、ほぼ1/3の地点で先頭とすれ違う。このあたりは私もまだ余裕がある。

15km折り返し。無事辿り着く。

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復路での風景。ちなみにこの湿原道路を境に北側、この写真では左側が釧路湿原国立公園として管理されている区域で、道路の南側は国立公園の範囲外になる(前日に釧路湿原展望台へ行ったときガイドさんがツアーグループに説明しているのを又聞きして知った豆知識)。

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10kmから20kmまでどうにかほぼ7分/kmのペースを保って走ることができた。20km通過は2時間16分。小用のためトイレ(1分かからず)。20kmと25kmのエイドにはスイカとバナナがある。スイカを食したが、甘く冷えていておいしかった。

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ここからが辛かった。20km過ぎて25kmまで復路の新釧路川の堤防が、往路じゃなく長く感じられた。足が重くなっているところへ向かい風、同じ風景が続く。周りも歩く人が多くなり私も足が止まりそうになったが、8分/kmは保とうとがんばった。最終27km関門を3時間13分、関門閉鎖時間6分前に通過したところで、ゴール出来そうかなと思った。

 

競技場公園内に入り、あと2km。

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しかしペースはさらに落ち8分半/kmくらいに。歩くとゴールが危うそうだったので、なんとか走り続ける。しんどいなあ給水があればなあと思っていたら、なんと28.5km地点に給水があって助かった。

競技場に入って半周走り、ゴール。3時間39分台。

 

完走できるか疑問だっただけに、制限時間内に無事完走出来て、達成感があった。貴重な30kmレース、また参加したい。避暑を兼ねて。秘書を連れて。秘書はいない。

なおゴールは3時間40分ですぐ閉鎖ではなく、最終関門を通過しゴールに向かったランナーは受け入れていたみたい。

 

参加賞はサーモンチーズジャーキーと釧路とろろ、写してないが、タオル。

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いくつかfactsとpros & cons、コメントなど

参加者数が大会ホームページからは不明だが、当日渡されるプログラムと大会結果から、30kmのエントリー数1244人、参加者数950人。他のコースを含めた大会全体のエントリー数は3400人ほどで、参加者数は2900人ほど。30km参加者は意外と少ない。

給水は2.5km-3kmおきにあった。要綱には5kmおきに給水でその中間にスポンジということだが、スポンジエイドには給水もあった。スポンジの水は冷えてて気持ちいい。ひしゃくや洗面器で頭に水をかけてもくれる。20kmと25kmのエイドにはスイカとバナナ。

コース上のトイレは15km折り返し、17.5km、20km、22.5km。

給水場所やトイレの位置をこのようにメモ的に掲載するのは、この情報を前もって知りたいが大会当日渡されるプログラムに記載があるだけだから。この点の改善を望む。

荷物預けと更衣室のアリーナは受付からちょっと歩いたところにある。更衣室は小さく、8時に鍵を開けるとのことで早く来た人は待たなくてはならない。しかし自宅から車で来る人が多いからだろうか、それで間に合っていたようだ。終了後はシャワーが使えた。

ゼッケン(ナンバーカード)は2枚。当日受付で受け取る。つまりランニングシャツを着て来ても、現地で脱いで背中に付けないといけない。秘書がほしい。

受付、荷物預かりから給水、記録証渡しまで、地元高校生が大量動員され、がんばっていた。そもそもこの大会は今年で46回目。地元に馴染んだ大会なのだろう。

市街地は地元の人が出て応援してくれていた。暑いのにおばあちゃんが椅子に座ってとか、無理しないでね。コース全体でスタッフや給水の高校生がよく声をかけてくれて、寂しい感じはしなかった。

走り終えて着替えて戻ってきた頃にはお楽しみ抽選は終わっていて屋台も終わっているのは、鈍足ランナーあるある。とは言え特に道外から参加した者からすれば、もう少しお祭り的に盛り上げてもいいかなと思う。案内にある受付からアリーナへ行く矢印は競技場の右側を通るように示しているが、左側を通るようにすれば屋台の前を通るから、そのほうが良いのでは。

釧路といえば、海鮮、炉端焼き、釧路ラーメンなどなど。首都圏では出来ない真夏のマラソンに参加すれば、釧路観光も楽しめる。そちらは別記事にしたい。

 


以上とりとめなく長くなったが、私の2018年第46回釧路湿原ラソン30km初参加完走記。