独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

東京マラソン2019落選

このたびは東京マラソン2019にお申込みいただき、誠にありがとうございました。

定員を超えるお申込みがあり、厳正なる抽選の結果、
誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。

「今回は」じゃなくて「今回も」だな。。。

毎年恒例。今年は当選だろう、がんばるぞー、とエネルギーを培っていると、がくっとなる。

昨年のリストに追加するのみ。

2009 落選
2010 落選
2011 落選
2012 当選、完走
2013 落選
2014 未応募
2015 落選
2016 未応募
2017 落選
2018 落選
2019 落選 ← New!

道は遠い。

 

徹夜と時差と

1か月の間に何回か徹夜をして、さらにヨーロッパ短期往復が加わった。徹夜でリズムがおかしかったところへ、時差が加わる。1か月ずっと体調がおかしかった。徹夜してそのまま成田とか、無理もしてしまった。今自分の体は本当は眠る時間なんだろうかとか、時差ボケのときはよく考えたりするものが、何も考えられず目の前にあることを処理するだけ、みたいな生活をしていた。

日本に戻り通常勤務でしばらく過ごし、大方落ち着いた。ただ、なかなか寝つけないときは睡眠薬を服用した。以前服用したロヒプノール。というか正確にはジェネリックのアメル。もしかしたらと思い机の引き出しを探ると、少し残っていた。私を落ち着かせ眠らせてくれる、愛するフルニトラゼパム嬢、いや錠。

hidsgo.hatenablog.com

1錠飲むとしっかり眠れる。朝も起きられる。ただその日ずっと気だるい感じになる。それで半分に割って服用した。半錠でも眠れるし、気だるさは減る。生活パターンが元に戻った今は、眠剤はまた引き出しの中にしまっておく。頼ってしまいそうになるから。持ってると安心ではある。

時差ボケだがどうしても睡眠を確保したいとき、眠剤は1つの手段だろう。海外へ持っていってもよいが、フルニトラゼパムは要注意。米国へは持ち込めない。国によりいろいろ規制があるので十分調べておく必要がある。

 

ところで錠剤を半分に割る方法は常識として知られているのだろうか。私は2年前にこちらのツイートで学んだ。

https://twitter.com/qusuriya/status/749099851154018306

スプーンで簡単に割れる。ちょっとした目鱗だった。

 

薬を減らしたと言えば、高校生くらいのとき鼻炎薬カプセルを自分でばらして飲んでたこともある。

hidsgo.hatenablog.com

しかし錠剤やカプセルを勝手に半分にして飲むのは本当は良くない、はずだ。薬は成分だけではなく、コーティングも研究を重ねて作られている。中身をさらけ出すと、作用時間など薬の働き方が少し変わるだろう。またそもそも患者が勝手に量を調整するのが良いはずはなく、作用が強いと感じたら医者に相談すべきではある。

 

チョコ Bliss

スイス記事が続く。実は最近また行ってきたところだ。

スイスで好きな場所、それはスーパーマーケット・ミグロ (Migors) のチョコ売り場だ。棚一面チョコが並ぶ。

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こんなチョコの棚が3つ4つずらりと並んでいる。

Choco Bliss ♡ チョコに囲まれ、甘く癒される。

 

ミグロはスイス最大のスーパーマーケットチェーン店で、各地の主要駅近くにお店があり便利だ。チューリッヒ中央駅地下やチューリッヒ空港にもお店がある。買い物のため食品売り場や日用品売り場を歩いていると、こんな至福の空間に出会えてしまう。

ちなみにミグロで売っているのはフレイ (Frey) ブランドのチョコレート。フレイ社は1887年創業のチョコメーカーで1950年にミグロが買収した。

Home - Chocolat Frey

 

上の写真の板チョコは1枚2.25スイスフラン、260円くらい。3枚パックなら5.85フランとお得。ミグロを訪れると気まぐれに1枚ずつ買って試してみるが、どれが好きと言えるほどには、まだ試していない。ただこれは言える。スイスチョコは甘くおいしい。

 

今後もスイスを訪れたら、ミグロで買い物ついでにチョコを買うだろう。スイス滞在中の癒しと楽しみである。

 

ノイキャンイヤホン

7月と8月に飛行機の移動が国内線と国際線で1回ずつあった。国内線は1時間半ほどだが、国際線は10時間ほどのフライト。そこで活躍したのがノイズキャンセリング イヤホン (以下ノイキャンイヤホン) だった。噂には聞いたことはあったが、使用したことはなかった。昨年飛行機内配布のイヤホンで映画を観たとき、ノイズでセリフがよく聞こえなかった。

映画「ダンケルク」を観たあとに「人生はシネマティック!」 - 全力、ひとり

 

今夏飛行機に乗る前に急遽Amazonでポチっとした。

いやぁ別世界だね。普通のイヤホンだとグァーというノイズ音が常に背景にあるが、ノイキャンイヤホンだとノイズが消えてまるで静かな部屋で映画を観たり音楽を聴いたりしているかのようだ。

私が購入したのは、Decoka DK100という機種だった。(リンクを貼ろうと思ったが現在在庫切れとのことでリンクが切れている。)Amazonノイズキャンセリング イヤホンで検索して、それほど高くないものから選んだというだけ。イヤホンと飛行機用のアダプタで4,800円だった。もっと高価な高級機種はより優れた性能なのかもしれない。しかし今回の機種でノイズキャンセリングは十分に機能した。

これからは飛行機の中で観た映画の記事で、「ノイズで英語が聞き取れなかった」ってもう言い訳できなくなるわw。

 

スイス ベルン ~ 熊

昨年9月のスイス旅行記を今になって記す。

以前メルボルンの記事を書いたとき、「オーストラリアの首都はどこか」という問題を出した。それと同程度に難しいのが「スイスの首都はどこか」だろう。同程度に簡単というべきかもしれないが。つまりスイスもオーストラリアも首都とは別にメジャーな都市があり、そっちが首都と思う人がいるだろうからだ。オーストラリアはメルボルンシドニー。スイスは東にチューリッヒ、西にジュネーブという有名都市がある。これらはいずれも首都ではない。もっとも、スイスと聞いてすぐチューリッヒジュネーブの名前が出てくる人は、おそらく首都も知っているだろう。地理に疎い人というのは、スイスの都市の名前もおぼつかないだろうから。とはいえ「スイスの首都は?」と聞かれてすぐさま「ベルンでしょ?」と瞬殺するのは、全く愛想がない。相手を見下しているようでもある。だから「えーどこだったかなー、チューリッヒ?いや、ほら、あの国連本部のあるとこ、ジュネーブ?えーわかんなーい」と困った笑顔を見せ、「ベルンだよ」と男に言わせて、「そっかーベルンかー」とキュンキュンかわいく知らなかったぶりっ子して頭ぽんぽんされる女性が多数いるのである。いるかどうか知らないが (おっさん妄想乙)。

ともあれスイスの首都はベルンだ。そして東のメジャー都市チューリッヒや西のメジャー都市ジュネーブではないということが、首都がベルンである1つの理由だ。つまりチューリッヒはドイツ語圏の中心都市、ジュネーブはフランス語圏の中心都市。ベルンはドイツ語圏ではあるがスイス中央やや西、フランス語圏近くに位置している。都市の規模もチューリッヒジュネーブより小さく、ここを首都にすればドイツ語圏あるいはフランス語に偏らず、政治的に都合がよいわけだ。

 

前置きが長くなったが、ベルンを昨年9月に訪れた。初スイス、初ベルン。チューリッヒから電車で1時間、小ぢんまりしたアーレ川に囲まれた石畳の旧市街は、街全体が世界遺産に指定されている。

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画像はwikipediaより転載

ベルンという名前はドイツ語 Bär、英語の bear、「熊」に由来する。中世のこの街の創立者が狩りで熊を仕留めたという説がある。

市章にも熊がシンボルとして表されている。

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画像はwikipediaより転載

 

そんなベルンには、熊公園がある。以前は狭い場所に閉じ込める形で飼っていたが、批判が高まり、2009年にアーレ河岸のオープンスペースを利用する形で再開園したらしい。熊を間近で見ることができる。

のそのそ歩いてたり

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お休みしてたり。

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川岸に降りると、同じ高さで見ることができる。

お、気づかれた。

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俺ってイケメン?

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2匹で迫って来る。なかなかの迫力。「お前はなぜ独りなんだ?」と言ってるかどうかはわからない。

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熊のいる川辺の公園の反対側を向けば、川の対岸に旧市街を眺めることが出来る。いい感じだ。

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公園を出て、アーレ川にかかる橋へ登る途中、道端のテーブルの上で猫がすやすやお休みしてた。世界のいずこでも猫は平和だ。

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足に自信がある向きは、バラ公園まで足を伸ばすのも良いだろう。美しい旧市街地が一望できるらしい。私は時間がなかったので行けなかった。

 

橋を渡り市街を駅方面に歩いて行く途中、とあるお店の前に熊を偶然見つけた。

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ベア・ドールの世界。かわいい! インスタ映え! インスタじゃないけど。

vom Passというデリカテッセンのお店だった。日本にもお店があるようだ。

入口の両側に別々のベア・ドールの世界が作られていたが、写真を失敗してこの1枚だけ。でもこの写真、とても気に入っている。おそらく昨年自分が撮った写真で、一番のインスタ映えじゃないかと。インスタじゃないけど。

以上、ベルンの名前の由来となった熊をテーマにしたベルン訪問記。

 

私のベルン訪問はまずバスで郊外のパウル・クレー美術館に行き、そのあとバスで熊公園まで戻り、そこからぶらぶら旧市街を駅方面へ戻ってきたのだが、なかなか良いコースだった思う。

パウル・クレー美術館はパリのポンピドー・センターや関空を設計したレンゾ・ピアノによる設計。デザインに特に興味のない向きも、ちょっと足をのばして行ってみて無駄ではないと思う。

www.myswitzerland.comベルン駅前から12番バス Zentrum Paul Klee 行きで15分ほど。駅に近いほうの12番バス乗り場は反対方向のLänggasse行きなので、道路を渡った向こう側のバス停から乗る。

帰りは12番のバスで熊公園(Bärenpark)で降りる。そこから駅までは1.5kmほど。その間に、大聖堂、アインシュタイン・ハウスなどなど観光スポットがある。

 

インターネッツ歴

今週のお題「わたしのインターネット歴」。インターネットを使用して20年以上になる。正確には22年か23年だろうか。当初ブラウザはNetscapeだった。それ以前にLynxMosaicなどのブラウザがあったと聞くが、どんな感じか試したことはあったかもしれないが、既にNetscapeが主流となっていた。

HTMLの本を買って自分の簡単なホームページも作った。当時のサーバーはとうの昔に消滅したため、そのホームページはもう存在しない。しかし今試しにwebarchiveに当時のURLを入力すると、ちゃんと保存されていて表示される。webarchiveすごい。はてなブログを書く時、見たまま編集ではうまくいかない場合にHTML編集でいじることが出来るのは、その当時HTMLをかじったからではあるが、その本に書いてある程度の基本タグを使い方レベルから進歩していないのも事実である。

検索エンジンはあれこれ使ったが、2000年前後は主にAltavistaを使用し、次候補としてHotbotを使用していたようだ (webarchiveに残る自分のホームページに検索エンジンへのリンクとしてこの2つを挙げている)。その後2001年か2002年だった思うがGoogleというのが凄いという噂を聞きつけ、Googleに乗り換えることになった。Googleをブラウザのホームページに設定していた期間が10年以上はあったと思う。しかし、何でもすぐにGoogle先生に聞きますみたいな自分をちょっと恥ずかしく思うようになり、最近は会社では違ったページをホームページに設定している (そんな理由か!)。まあ検索バーがあるからすぐ検索できるのは変わらない。

もともと引っ込み思案なところのある私がネットに嵌るのは自然だったろう。寝る時間以外は2ちゃんねるという時期もあった (いつか記事に書く)。私のブログに時々2ちゃん語が登場するのはそのためだ。一方でブログを書き始めたのは、はてなブログつまりこのブログが最初で2014年から。人との交流が少ないため言いたいことが腹の中にたまっていたに違いないが、ネットに嵌っているわりにブログを書き始めたのは遅い。そのことは、自己表現しない或いは自分の意見をはっきり言わないという自分の性質を顧みれば矛盾しない。

人との交流が少ないがため他の人は私の存在を知らない。または私が何を見て何を思っていたかを知らない。自分でも忘れてしまう。だから書き残したい。もっとズケズケとブログを書いていけたらなあ。

 

釧路観光(3) ~ 霧フェス

今回の釧路旅行ではよく食べた。マラソン前はカーボローディングの名のもとに回転寿司。マラソン後は完走祝いの名目で、ひとり炉端焼きなど。そんな中釧路の夏祭り霧フェスでも食を味わった。

霧の街釧路。7月終わりに霧フェスティバルという夏祭りが開催される。通称、霧フェス。ホテル近くが会場だったので、のぞいてみた。

たくさん屋台が出ている。

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地産地消ということで、地元食材のメニューも多い。

牡蠣

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阿寒ポークチャップ

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「河むら」の釧路ラーメン

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釧路ラーメンは店舗でも食べたが、細麺のうすいしょうゆ味。質素で奥深い味わい。

 

会場横には自衛隊補給船「ましゅう」が接岸され、一般公開もされていた。

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ラソン前日だったため私は昼間の会場を訪れただけだったが、霧フェスのメインイベントは夜のレーザーショーらしい。霧が出ていればそれだけレーザー光線が映えるわけだ。

www.walkerplus.com

 

余談。昼間の霧フェス会場は中高生とおぼしき若い人たちで溢れていた。高校生らしきカップルとすれ違ったとき、女の子がスマホでプログラムを確認しながら

「えっと6時からは、じょーい太鼓だって」

と男の子に話すのを耳にした。いやお嬢さん、それ攘夷じゃない、蝦夷です。北海道のことです。外国人排斥太鼓なんか演奏したらイベント即中止、関係者謝罪ですよ。男の子は何も突っ込まなかった。多分次はどこに行って何をしようかで頭がいっぱいで、ちゃんと聞いてなかったのだろう。

じょーい太鼓。思い出すたびにほのぼのとした気分になる。

おじさんが「じょーい」と聞いて連想するのはこれだけどね。

middle-edge.jp

釧路の話からそれたが、マラソンを走っているときも「じょーい太鼓」を思い出して心が和み、苦しさを乗り切れたというのは40%くらい本当だ。