この2年余りTOEICに精を出していた。その前の4年間くらいはよくマラソン大会に出ていた。TOEICの勉強をしているとき、あるいはTOEIC試験会場で、あ、マラソンみたいだな、と思うことがあるので記してみる。
ちなみに私はTOEICは990、マラソンはベストは4時間15分、ほとんど走ってない今は5時間切れないだろうし完走もあやしい。
- 語学もマラソンも日々のこつこつとした練習が大切。
=== 糸冬 了 ===
まあ確かにそれがすべてと言えるが、もうちょっと続ける。
それぞれの人がそれぞれの実力に応じそれぞれの目標を目指し努力している。
TOEIC730、900越え、990。マラソンともかく完走、サブフォー、上位入賞。それぞれの道。普段の勉強時間が充分に取れない場合、TOEIC試験を頻繁に受けて、試験を通じて訓練するというトレーニング方法がある。これをTOEICの川内優輝方式と呼ぶ(私は)。市民ランナーの星、川内優輝さんに由来する。(勝手に名前を使用してごめんなさい。川内さんは試合もトレーニングとみなして多くの大会に参加しているトップランナーです。)
マニアはほぼ毎月試合(TOEIC試験、マラソンレース)に参加する。
試合前の体調管理に気を使う。前日や当日に何を食べるかに腐心する。マラソンの場合は数日前からだな。そしてTOEIC、マラソンともに、当日は水分の取り過ぎに気をつける。サプリをあれこれ試したり、TOEICの場合はコーヒー飲みすぎたり、マラソンの場合ともかく水分補給とかしてると、本番でトイレへ。
試合中はすごく苦しい。早く終わってほしい、もうこんなことはやりたくないと思う。
しかしその分、終わったあとの解放感がすごい。
仲間と打ち上げをやると楽しい(経験ないけど)。ただしマラソンはすぐに結果がわかるがTOEICは終わったという解放感だけで結果は先という違いはある。試合会場で美人やカワイイ女子を見かけると、ムハー(*゚∀゚)=3 ハアハアと急に元気が出る。試合会場に集まる人たちから元気をもらう。
マラソン大会に集まる人は、グループ参加も多く、完走して前よりいい記録を出したいというポジティブオーラを出しまくっている。TOEICはまあ重いカバンを抱えてもっと静かな雰囲気ではあるが、基本みんな前よりいいスコアをという向上心の塊である。参加費は実は安くない。
金のかからない趣味に見えるが、実はいろいろ投資が必要。
TOEIC990はマラソンの3時間くらいか。
無理やり比較すると、TOEIC 990はマラソンの3時間くらいかなと思う。つまり、ある程度の技量や経験は必要だが、実はそれを越えるレベルの人はまだいくらでもいるという点で。4時間とするとある程度走れる多くの市民ランナーにとって難しくない目標だと思うのでハードル上げてみたが、3時間ではレベル高すぎるかも。まあ数字はあまり意味はない。さらに言えばTOEICの場合、実力ある人はいつでも990取れるかというと、試験に慣れてなければそうとは限らないだろう。970や980ではなくて990を取るのは難しい。そういう点で、TOEIC 990はマラソンで3時間0分0秒でゴールすることに例えられるかなと思ったりする。細心の注意は必要とするが、そのこと自体に意味はないというか。マラソンならば3時間0分0秒にこだわるより2時間半を目指すのがよいわけで、TOEICの場合は、990に執心するより、TOEIC 1500や2000の実力を目指すのがよい。
あかん、説教おやじになっとる。