今月TOEIC SWを受験した。今年の目標の第一に挙げたのが、「TOEIC Speakingで160をとる」だった。
理由は上の記事でも書いたし、先日こちらの記事でも書いた。
Speakingスコアが低い。なんとかしたい。DMM英会話さえ始めたわけである。
TOEIC Speakingは過去5回の記録が、150 → 150 → 140 → 140 → 140。
TOEIC歴 - 全力ひとり
TOEIC Speaking Proficiency Level は 1~8に分類され、150と140はレベル6に相当する。
公式認定証の形式|TOEIC Speaking & Writing Tests|TOEIC Program|IIBC
なんとかレベル7、つまりスコア160を取りたい。しかし段々160の壁が厚くなってきている。果たして…
12月3日、横浜駅隣接スカイビル内のITスクールで受験。交通至便がなによりだった。今回試験準備は特に何もしなかった。準備する余裕がなかったためでもあるし、過去5回受験して形式はわかっているという思いからでもあった。しかしスピーキングの応答問題3問目で、考慮時間なしで30秒間の回答時間なのに、考慮時間があると思い違いして20秒近く黙っていた。気づいて慌ててしゃべったけど、これは減点だろう。こんなこともあるから形式はしっかり踏まえておきたい。
当日の出来。スピーキングは、いつも通りあまり上手くないはずの発音で、しかし一応時間内は話し続けた (上記応答問題のミスは別)。でも今回は内容のまずさが目立った。
応答問題で市場調査の電話アンケートに答えるというのはよくある問題だ。ここでもし自分のよく知らない商品について聞かれたらどうするか。例えば「どんなケーキが好きですか」と質問されて、ケーキの種類を知らなかったりケーキを食べない人はどう答えたらよいだろうか。実際のアンケートなら「ケーキは食べません」と答えて終わりだろう。相手はそれに応じて何か別の質問をするかもしれない。しかし30秒間のスピーキングテストではその回答は短すぎではなかろうか。「こうこうこういう理由でケーキは食べないからよく知りません」と答えるか、即興で適当な答えを作り上げるか。これは英語の問題ではない。今回私はうまくいかなかった。こんなことをくどくど書いてる私はいかにも答え方が下手なコミュ障らしい。
解決問題。これも英語がきれいかどうかだけでなく、提示した解決策が有効かどうかもポイントになっているはずだ。試験問題は、この状況では大抵の人はまずこういう解決策を思いつき、一部の人はこういう解決策を考えるだろう、という想定のもとに作成されているだろう。その(1)常識的な解決策を、(2)ごく普通の英語で話す、ということでよいはずだ。今回の私の提案は現実的な解決策ではなかった。ライティングに入ったところでまだスピーキング中の他の人の回答が聞こえて来て、あ、そうか、普通そう考えるよね、と思った次第。
最後の意見問題。これも首尾一貫して話せるかどうか。今回はちぐはぐだった。
ライティングについては簡単に。メール1問目は時間がなくなり、結句と署名が入らなかった。最後のエッセイは、今回は見直し時間を少し持てて、スペルミスを含む細かいミス修正、内容の取り繕いをすることができた。内容はいまいちだが最低読めるかなという感じ。356 words。
試験後の感触で、スピーキングは今までより良いことはなく、140。ライティングは最後のエッセイがまとめられて、180-190かなという感じだった。
結果は先週発表された。
S130、W190。
S130。。。良くないとは思ったが…
130~150はレベル6で、一応レベル6には留まった。しかしやはり、S160の壁は厚い。
Speakingスコアが下がりWritingは前回よりよかったので、4技能スコアチャートがさらに横長になった (^◇^)
今後SWは頻繁に受験してもスコアはすぐには変動しないと思う。しばらくは私のスピーキングはレベル6で、ライティングはレベル8~9だろう。(ライティングは初受験で200取れたので、ともかく気が楽だ。あれが190だったらこちらも200の壁に悩んでたことになる。)
Speaking、Writingともに単に英作文が出来るかではなく、質問の答えになっているか、具体例を入れてよい組み立てになっているか、首尾一貫しているか、など内容も大切である。英語以前のコミュニケーションスキルの問題といってよい。それは日本語でも私にとっては問題で、同じ試験を日本語で試したら、私のスピーキングはやはり低いスコアになるのではと思う。
試練である。
S160突破を目指して、私の長い闘いが始まる。