独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

発達障害?

昨今は発達障害という言葉をよく聞くようになりました。ブログでも〇〇という発達障害ですと名乗って書いている人も少なくありません。自称コミュ障の私も、メンヘル的には発達障害に分類されるのかなと思うこともあります。

まずは私にとっての答えをひとことで書いておきます。

どうでもいい。私は私。知ったこっちゃない。

まったくの無知による言葉か、あるいは悟りを得た卓越者による言葉かと思わされます。でもまあ、何十年もの苦しみ、孤独、レッテル貼り、変だと思われてるという思い、そんな過程を経て私が思うことです。実は10代後半のころに精神病の本をあれこれ読み、おそらく自分は病気ではなかったと思いますが、病気かも、異常かもとひどく気にして、自分や人生の認識が歪んでしまったという経験を踏まえてのことでもあります。

「分類」は気にしないということで、自分はどういう場面にどのようにうまく応答できないなど、具体的な症状は自分なりに分析しています。だけどそれがどんな基準でどのカテゴリーに分類されるかは、どうでもいい、気にしたことではないということです。

もっとも、気にしないということは、結局それほど困難には直面していないということかもしれません。友人がほとんどおらず苦しみを抱えつつも、いちおう会社勤めは出来ています。今まで精神科医やカウンセラーと話してきて、発達障害に分類されたことはなかったです。最近カウンセラーに軽く「私は発達障害ですかね」みたいに改めて聞いたことがありましたが、違うだろうという答えでした。なので専門的には発達障害という分類ではないのでしょう。専門的にはというのはつまり、あいさつもろくに出来ない私のことですから、陰で「あいつはおかしい」と言われていることはあり得るということです。

コミュ障は自認します。コミュ障ってネット上で使われる言葉で精神医学の正式な用語ではないですよね。発達障害は精神医学上の分類ですがあまり勉強しておらず、ただあまり気にしてもいないという話です。

ということなんですが、ちょっと乱暴な書き方だった気もするので、予防線も兼ねて2点付記しておきます。1つ目は、今は発達障害についてそれほど知識もない状態で分類を気にしないと言ってますが、今後勉強して認識が変わるかもしれないし、その可能性は高いです。そもそも、自分がそれに属するかどうかに関係なく、無知であるよりは正しい知識を持っているほうがいいに決まっています。ただ生半可な知識だと分類でかえって先入観を持つなど悪影響もなきにしもあらずで注意したいです。2つ目は、これはあくまで私自身のことであるということです。現在苦しんでいる人たちにとっては、きちんと診断してもらい障害なら障害と認めてもらうのは大切なことで、そうすることで本人も周囲も何がどう問題なのか認識し、どうしたらいいのか対処方法が見えてくるものです。それはちゃんと述べておきます。