独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

コミュ障独男の在宅雑感

在宅勤務になって2週間ほど経過した。

私の仕事は普段もPCでの作業が多いため、在宅になっても仕事内容自体はあまり変わらない。また1人暮らしであり、元々人と話すことは少ない。ということで在宅体制になっても私にとって環境はあまり変わらないというのが当初の感想だ。在宅勤務に入って少し経った頃に職場グループのオンライン雑談ミーティングがあったが、他の人は子供と一日中過ごしたり、普段動き回っていたのにじっとしていなければならなかったりと、環境の大きな変化を口にしていたが、私は「もともと私は引きこもり体質で (自虐トークのつもり) あまり変わらないです」と報告したものだ。

通勤の義務はなくなり、出勤するといろいろ飛び込んでくる雑用のようなものもなく、一日中自分だけで過ごす。当初はある程度まとまった時間が出来て、今まで充分に取り組めなかったことに取り組める希望のようなものもあった。英語の勉強はもっとやりたいし中断しているドイツ語もやりたい。積読している本は何十冊とある。仕事関連でも前から読もうと思って読めていなかった資料も読んでおきたい。1か月じゃ足りない3か月くらいあれば、というのは冗談でなく正直なところでもあった。

 

では自分のやりたいことが出来ているかというと、そういうわけではない。いろいろ要因はある。1つにはこの数年来、家でも職場でもあまり自分のやることに集中できていなかった。1冊の本を読み通すことも難しくなっていた。職場では周囲のノイズの問題があった。家では私は汚部屋に住んでいて落ち着かない、というか落ち着かないメンタルが汚部屋に現れてるともいえるが。

汚部屋といえば在宅勤務になってこれだけはと思いやったことは、書棚 (ラック) にカーテンをつけることだった。オンラインミーティングをすると自分の背後にこのラックが映る。背景をぼかす機能でどんな本が並んでいるかはわからないが、すごく雑然としている様子はわかる。それを隠すためだ。ダイソーで「カフェカーテン」として売っている薄地のカーテンをマグネットで止めて、なんとなく見栄えはよくなった。間違っても床を映してはいけない。そもそも物が散乱して床が見えない状態である。

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うわべはもっともそうに振舞ってるが (左)、実際は汚部屋住人 (右)。

集中できないという話だったが、私はやらなければならないことand/orやりたいことが複数あると、何も手につかなくなるという習性があるためでもある。ともかく順調というわけではない。

2週間経ち、かなり高度を下げて低空飛行の感がある。ずっと部屋にいると運動不足が著しい。出勤していたとき特に動き回っていたわけではないにせよ、出勤と自宅で過ごすのとは大違いだ。またやはり人は人に見られていて張り合いが出るというものだ。別に他人に自分をよく見せようとしていなくても、他人の目という刺激が体内の活動レベルを活発にしていたようだ。それがなくなった感じ。また、夜更かしはしないようにしているが、だらだら感が出ているのも確かだ。かなり低調になっているが、ある意味この体制に慣れてきたので、調整できたらと思う。

 

在宅になって変わったことの1つ。10年くらい全く使わず埃をかぶっていたトースターが復活した。トーストおいしい。

とりあえずこんなところです。