今年は4月下旬まで特に朝夕まだ肌寒い日が多かったが、やっと寒さからは解放されたようだ。
今冬よく身につけたこちらのセーター。太い毛糸の編み込みでダボっと着ることが出来て暖かい。ボタンを留めると首もカバーする (何ネック?)。会社で着るにはちょっとゆったり感がありすぎて、部屋でよく着ていた。
実は購入したのは20年くらい前。しかし毎年丁寧に着ていたわけでなく、この数年は衣装ケースの中に入れられたままだった。私は汚部屋に住む身の回りのことがきちんとできない人間。服の管理もしかり。セーターなどは気がつくと虫食いの穴が開いていることが多い。今冬は気が向いてこのセーターを取り出した。穴開きを恐れつつ。しかし特に穴など傷みは見当たらず、他の冬の衣類とともに今冬のルーティンに入り暖かくしてくれた。
何と言うか、すぐにダメになってしまう服もある中で、お前はしっかりしてるなと見直してしまった、ということを言いたかったのだ。最初から、お前が好きだ!とか、凄いぞ!とか入れ込んでいたわけではなかったが、いつも変わらずそこに居て役割りを果たして信頼を確かなものにした、みたいな。
首の後ろのタグ:「Fisherman Out of Ireland」。フィッシャーマンのセーター、アイルランドで購入した。
モヘア30%、ウール70%。おそらく自分としては少し高い買い物だったはずだが、アイルランドの思い出とともにまだ普通に着ることができる。見直した一品だった。
他にも数点、約20年ものを身につけている。
こちらのマフラーもこの何年か衣装ケースに眠っていた。やはり虫食い穴が空いたりはせずきれいな見た目で、見直した品だ。
長さが長く巻き方がよくわからずあまり着用しなかった。今年はこれを首に2重巻してその上にコートを着てバイク通勤した。暖かかった。来年も着用するだろう。
実はこのマフラーは上のセーターと同じときにアイルランド土産で買ったものだと思っていた。でも Made in Scotland で TEIJIN MEN'S SHOP の製品だった。もしかしたら日本で買ったのかも。すると20年ではなく15年くらい前の購入なのかも。
マフラーはもう1本あり、軽く首に巻いておけるこちらを毎年よく使用していた。やはり約20年もので、MADE IN SCOTLANDとあっがスコットランド土産だったと思う。
ということで、買ってから20年くらいになるけれど、今冬を暖かくしてくれたセーターとマフラーの紹介でした。