独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

カルボナーラ、カルボラーナ

ブログが途切れがちなので、どうでもいい小ネタを挿入。

 

スパゲッティのカルボナーラ、よくカルボラーナと言い間違えることが多かった。間違えるというか、カルボナーラとカルボラーナ、どちらが正しいのかわかってなかった。

 

間違えなくなったのは、比較的最近だ。カルボナーラwiki はこう始まる。

カルボナーラ (Carbonara) とは「炭焼のパスタ」(炭焼職人風)といわれるパスタの1種である。

カルボナーラ - Wikipedia

この文を見た瞬間、もうカルボナーラかカルボラーナか迷うことはないと思った。実際カルボラーナと言うことはもうない。

カルボナーラは炭焼きと関係。これで問題は解決。炭は炭素、炭素はカーボンつまり carbonnで終わる。カーボンから派生するからカルボナーラ carbonara になり、カルボラーナ carborana にはならない。知っている英単語と結びつけて、実にあっさりすっきりとカルボナーラ問題は解決した。 

なお、炭焼きが語源と言っても、このパスタと炭焼きがどのように関係するかは諸説ある。wiki にもあるが、炭焼き職人のためのパスタだったとか、19世紀の秘密結社(炭焼党)由来とか、料理を広めたレストラン名「La Carbonara」由来とか。ここでは炭焼きに関係するということがわかれば充分で、深入りはしない。

 

それにしても、今調べてすぐにわかることを、前に調べなかったのだろうか? 調べたけれど忘れてしまった可能性はある。しかしおそらく、カルボナーラかカルボラーナか、そんな感じのやつ、で済ませてしまっていたのではないかと思う。 

長年のナーラ・ラーナ問題がすっきり解決して、嬉しくて周りの人に話したことがある。ところが反応は、カルボラーナ? そんな言い方しないよ、という感じだった。パスタが好きな人、あるいはパスタ料理をよく作る人にとっては、カルボナーラは当たり前にカルボナーラであって、文字を入れ替えることなど有り得ないわけだ。ある分野で当たり前の用語を、部外者や初心者が言い間違えることは、あるあるだ。私は料理に注意が向いてなかったとは言える。

 

「おいしいパスタの店があるけど、行かない? カルボラーナが絶品だよ」と言って馬脚を現す事態は、これで避けられるだろう (そんなお誘いをする機会はない生活を送っているだけど。) よかったなーら。