独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

ホノルルマラソン2019 今さらレポ (1) あらまし

昨年12月にホノルルマラソンを走った。もう3か月近く経ち、現在日本は新型コロナウイルスの影響でマラソン大会が続々中止になるという、3か月前は誰も想像しなかった状況になっている。私も4月の大会にエントリーしてるが開催は微妙だ。この状況がどうなるかわからないが、まずは昨年のホノルルの詳細を忘れてしまわないうちに書き留めておきたい。

 

昨年の大会は私にとって初めてのホノルルマラソン、それ以前に人生59年目にして初めてのハワイだった。還暦前に一度ハワイとホノルルマラソンを体験しておきたいという動機から参加を決めた。ホノルルマラソン・ツアーはいくつかあるが、自分は個人参加。つまり航空券、ホテルはそれぞれネットから自分で申し込み、一緒に行くパートナーや友達もいないため、出発から帰国まで1人で過ごした。

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ホノルルのビーチ (マラソンコースではないです…)

 

行程やホノルル観光については別記事にするとして、ここではマラソンについて。

今回のホノルルは、私が最初にフルマラソンを走ってから10年目にして11回目のフルマラソンだった。途中フルマラソンを走らなかった5年間があるものの、11回目ということで完走は出来るだろうとは思ったが、走り込んでいないためタイムは期待しなかった。11月の横浜マラソンで5時間10分台だったので、同程度ならば上々という見込みで臨んだ。

 

結果は5時間36分。それまで最も遅かった記録5時間27分を下回った。しかしホノルルを走ったという満足感と、あとで述べるようにホノルルはみんなすごくゆっくり走るので、悪い記録と感じられない。

 

華やかなイメージのホノルルマラソンだが、コースや環境面ではタフな大会といえる。

まず暑い。当日ホノルルの気温は最低20℃、最高28℃。日陰が少なく体感はもうちょっと暑い感じ。また日焼け止めを含んだ汗が目に入り、目がずっと痛かった。さらに眩しい。日が昇った後は太陽の位置が低く、前を向くと太陽が目に入るため下を向いて走った区間があった。起伏もある。ダイヤモンド・ヘッド付近は坂道、その他にも起伏がところどころあり、急坂ではないにしてもマラソンではなかなかきつい。

今回時間がかかった他の要因としてトイレがある。トイレに2回行き、合計で15分くらい費やしてしまった。カーボローディングということで前日に食べ過ぎて、体内にまだ残っていたようだ。一度トイレに腰を降ろしたら休んでいたくて長めに座っていたということもあるが。食べ過ぎた理由には、アメリカの1皿はデカ盛りで、量を見誤ったことがなくもない。。

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前日のランチ。

 

タフなコースではあるが、そこはもちろんホノルルマラソン。海外マラソンであり、ハワイを走る歓びは大きい。ダイヤモンド・ヘッドを過ぎる頃に空が白み始め、ホノルルの高級住宅街エリアを走り抜け、絶景に出会う体験はすばらしい。

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コース途中のとある風景。

 

ホノルルマラソンで特筆すべきは、ランナーがゆっくり走ること。私は5時間半という記録だったが、順位は半分より前。日本ならどの大会でも後ろのほうの順位になるから、これは驚き。実際、ホノルルではスタートから歩いている人が結構いる。制限時間なしで参加者の半分が初マラソンという大会で、年配の方も多い。歩いてもいいからゆっくりゴールを目指す大会といえる。

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フィニッシャーTシャツとメダル。

 

走りながらの写真とともに語れるといいのだが、実はコース前半でスマホのバッテリーが切れてしまい、後半のホノルル郊外の魅力ある景観やゴールの写真が撮れず残念だった。次記事にスタート前から前半の写真を載せたい。