独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

映画RRR鑑賞

今月、映画館で「RRR」を観た。映画館で映画を観るのは、おそらく5年ぶりだ。これだけ間があいたのは、もちろんコロナの影響だ。しかし、もう1つ大きな要因がある。それはトイレだ。自分にはやや頻尿の症状がある。年をとれば誰しも経験することかもしれないが、自分の場合は前立腺肥大の影響がある。

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昼間は水分摂取やコーヒーのせいで、1時間に1度以上の頻度でトイレに立つことも珍しくない。なので通常の100分程度の映画でもちょっと心配になる。ましてやRRRは3時間で途中休憩なし。なかなか気楽に映画館で鑑賞というわけにいかなかった。しかし今年の夏、決心し映画鑑賞に臨むことにした。

 

前日にチケットを購入し、席はトイレに立ちやすい、最後尾に近い通路側を選んだ。当日、上映開始は午後3時40分だったが、朝から水を飲みすぎないよう心がける。酷暑が続くが、水分は控えめに。コーヒーも朝の1杯にとどめた。映画館には早めに到着したが、コーヒーなどドリンクで時間潰さない。以前はコーラを買って映画を観るのが好きだった。しかし今回はコーラ厳禁。上映直前のトイレは当然済ませる。

かくして、無事に3時間を乗り切った。尿意を催すこともなかった。1つの快挙といってよい。事前に注意すれば、トイレなしで3時間乗り切れる良い経験になった。

 

RRRを観るにあたり、もう1つ懸念があった。3時間の長編映画のストーリーを追えるかということだ。自分は人の話を聞きながらの理解力がやや劣る自覚がある (いずれ記事に書くが)。インド人の、おそらく覚えにくい名前を持った人物が多数登場し、複雑に絡みあうストーリーを理解できるか不安だった。これは杞憂に終わった。ストーリーは単純明快、勧善懲悪のストーリーだった。水戸黄門を見ているかのようだった。壮大なスケールとアクション、時にスーパーパワーも現れ、見ていて痛快だった。

 

RRRは今年初めころ話題になった映画だ。まだ上映されているということは、根強い人気があるのだろう。インド映画では、自分は数年前話題になった「バーフバリ」を見逃している。RRRもあとどれくらい上映されているかわからない。今のうちに映画館で迫力ある映像を味わっておきたいと思っていた。

無事にトイレの懸念を克服し、インド映画を堪能できたことは、この夏の大きな経験だった。

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