独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

好きな英単語10選

先月というか昨年というか、はてな10周年記念「好きな○○10選」という特別お題があった。自分は「好きな英単語10選」にしようかと思っていたが、その時はまとめられなかったので、ここに記しておく。先月急に英単語記事が増えたが、多く語りたい単語については別記事にしたためだった。

好きな単語を10個選ぶのは難しかった。いい感じの単語というのは沢山ある。love、peace、文句ない。あるいは vivid。中学のとき好きにならなかったろうか。mischievous。高校か大学の頃、意味と音の響きがカワイイと思わなかったろうか。

しかし今、自分の10単語を選ぼうとしても、そんなに思い浮かばなかった。結局、以前から思い入れのある語や昨年末の時点でたまたま気になっている語などを寄せ集めることとなった。そういう意味で「好きな英単語10選 2021年版」ということになる。

前置きが長くなった。ともかく、いってみよう。

 

1. resilient

最初はやはりポジティブな意味の単語にしたい。くじけない。復活する。押し戻す。落ち込んで沈みきらないよう、心の底で唱えられている Be resilient。

hidsgo.hatenablog.com

 

2. procrastinate

先延ばしする。全然ポジティブな意味ではない。しかしこの単語に出会ったとき、本当に心打たれた。自分の性質を表す単語が存在するんだと。

思い入れの深い単語なのだ。

hidsgo.hatenablog.com

 

3. skive

意味は「サボる」。仕事をサボる。学校をサボる。イギリス英語で使われる。

辞書の定義は to be absent from work or school without permission

dictionary.cambridge.org

without permission つまり、無断欠勤、無断欠席ということね。

私自身はサボらない人間だ。サボらなさすぎて、むしろ自分を傷めてしまいがちだ。それゆえに、この単語がより心に響く。

 

4. give it a go

単語を選ぶ記事だから、フレーズは反則。でも許して…

やってみる。いい感じのフレーズ。

hidsgo.hatenablog.com

 

5. fingers crossed

フレーズも許してくれるなら…

Fingers crossed! 🤞

幸運を祈る。Good Luck! の代わりによく使う。

なお、私が幸運を祈りますと言うときは、おざなりではなく、あなたの成功を心から祈っていますよ。I’ll keep my fingers crossed と伝えることも。

 

6. leeway

ある状況の中で自分が自由に動ける余地。

hidsgo.hatenablog.com

 

ここまで見るとわかる。

ゆるい単語が好き

自分はとかく真面目なゆるまない考えをしがち。根はだらしないのに。だからゆるい語に魅かれるのだろう。

 

7. stalactite, stalagmite

2語セットで覚える。2語だけど1エントリーとみなす。石の名前で小難しそうだけど、よく見るとおもしろいことがある。

hidsgo.hatenablog.com

 

8. peter out

コロナ禍の文脈で見かけた表現。次第に減少して、やがて無くなること。

Will the pandemic peter out this year? パンデミックは今年消え去るだろうか?

Peter は人名としてはもちろんよく知られているが、このように動詞の peter もあるわけだ。コロナ禍消滅の願いと peter という語のおもしろさで10選入り。

なお、この peter の用法は19世紀アメリカの炭鉱労働者が使用した記録が認められているが、言葉の由来は明確ではなく諸説ありということで (*)、ここでは立ち入らないことにする。

* こちらのブログより https://www.worldwidewords.org/qa/qa-pet1.htm

 

9. inveterate

常習的な、という意味。例えば an inveterate liar 常習的ウソつき者。

たまたま最近見かけた語で、特に10選に入れる思い入れがあるわけではない。

ただこの inveterate、ぱっと見た目

invertebrate

に似てないだろうか。invertebrate は、無脊椎動物の、という意味で、生物方面の文章では普通に使われる。一瞬見間違えそうになるが全く別の単語で、ちょっとおもしろいなと思ったという話。

綴りが似ていているが関連はなく意味も全く異なる語はいろいろあるが、ここにもこんな例があった、知らない単語はまだまだ沢山あるなと、改めて思った。

 

10. エントリーなし

敢えて空欄。いつか10個を埋められるよう今後努めていくために、敢えて空けておく。

と格好つけておくことにするが、10個選ぼうとしても、すんなり10個は選べなかったのが実情だ。自分の語彙は限られている。というか実は覚える単語より忘れる単語のほうが多いと感じてもいる。上の inveterate など、前に一度は出会い辞書を引いたが忘れた可能性が高い。

いずれにしろ、自分は雑誌や本を読むのに十分な語彙はない。たとえ忘れることが多くても、語彙を増やす努力をしていきたい。