独男の雑記帳

60代コミュ障独身男(結婚歴なし)の存在していた記録

ほっしー応援

8月23日(月)、第40期女流本因坊戦の挑戦者が星合志保三段に決まった。初めてのタイトル戦挑戦手合いになる。

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おめでとう、ほっしー。

ほっしーこと星合三段についてはこのブログでたびたび言及してきた。NHK囲碁トーナメントで読み上げ係を数年務めた後、2019年度から司会、さらにyoutubetwitterを駆使し、囲碁愛好者に広く知られるとともに、多くのファンがいる。しかし囲碁の対局では、同年代の藤沢里菜女流本因坊や上野愛紗美女流棋聖に先んじられていた。

この数年ほっしーの実力が上がってきているとは聞いていた。そしてついにタイトル挑戦権獲得。ほっしーの本を3冊購入した私も、とても嬉しい。

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タイトル戦、がんばってほしい。

 

対局後の会見の動画が挙がっていた。ノーカットのようで、ほっしーらしさがよく表れている。とてもいい。

 

(勝率が上がっていることについて)

今年は自分の時間を増やして、碁に集中できるように、自分とのバランスを考えながら仕事しているので、それがいい方向にいってるのかなと思う。

 

(諦めそうになったことはという質問に) 

数えきれないくらい諦めそうになったことはあったんですけど、ちょっとずつですけど、何かすごいきっかけがあったわけではなくて、本当にギリギリのところで何とか気持ち繋ぎ止めてたということはあるかもしれない。今年は自分の時間を作って前よりは意識が改革されて、前よりも対局に向かう姿勢が変わってきているという気はします。

 

これらの勉強や対局姿勢についての言葉は重みがある。ぎりぎり繋ぎ止めてきた。泣ける。本因坊挑戦、本当によかったね。一方で会見のほっしーらしさは、かしこまったり強がったりしない率直な応対の仕方や、記者とのちょっとしたやりとりによく表れていると思う。

報知新聞の北野記者が名乗ると、すかさず「ツイッター見てます」と返す。(以前花束贈呈で泣かせた藤沢さんを)今度は盤上で泣かせたいですか、という質問に対し、「いいコメントですね、すごいですね」と記者の言葉を評価。仲良しでライバルで本因坊戦の対戦相手である藤沢さんと食事に行ったら藤沢さんが財布を忘れ、星合さんが支払ったエピソードを紹介して「酷くないですか(ニコニコプンプン)」、などなど。

NHKトーナメントでも、解説者とのちょっとした言葉のやり取りが実はおもしろい。

 

ほっしーが推し。応援している。

 

なお、この会見は報知新聞の記事になっている (北野記者による記事だろうか)。

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