新しくタッチパネル (電子ホワイトボード) を採用した今年度のNHK囲碁トーナメント、第2局では (個人的に) 待望のシチョウ解説が登場した。
右上、黒が星、白が33に入り黒がノビて白がトンだところ。このトビは白のシチョウがよくないと打てない手。
つまり黒が出て切って、左側の白石を抱えたとき、シチョウで取られるかどうか。
星合さん「(今期からタッチパネルになったので) せっかくだからやってみますか」
ということでシチョウが並べられた。
シチョウは白がよい。だから右上で白はトンだという説明。
このタッチパネル、ちょっと反応が遅く、パパパと素早くは並べられないみたい。おそらく軽く手が触れただけで誤って反応してしまうのを防ぐためだろう。とは言え石を置いていくよりは楽だし、並べ終わったら一瞬で元の図に戻せるから、もちろん便利だ。
タッチパネルは「計」ボタンを押すと地合い計算してくれるのだろうか。いろいろな機能を使いながらのこれからの解説が楽しみだ。
長いシチョウを並べる解説はときどき現れるが、最近連続した。
2月の前年度準決勝第2局
そして3月の前年度決勝
3月の記事にも書いたが、曖昧なところを、手間はかかるかもしれないが、きちんと解明していくのはいいですね。